特許
J-GLOBAL ID:200903089927422723

内燃機関の空燃比制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-122397
公開番号(公開出願番号):特開平8-312424
出願日: 1995年05月22日
公開日(公表日): 1996年11月26日
要約:
【要約】【目的】 機関燃料系機器特性のずれ、燃料性状の相異等を迅速かつ正確に補正して正確な空燃比制御を行う。【構成】 機関1の排気通路の触媒コンバータ12の下流側にO2 センサ15、上流側に空燃比センサ13を配置し、制御回路10により、下流側O2 センサ15出力が理論空燃比相当出力近傍にあるときには下流側O2 センサ15出力に応じて第1の空燃比補正量AFC を算出し、下流側O2 センサ15出力が理論空燃比相当出力から所定値以上離れた場合には上流側空燃比センサ13出力に基づいて第2の空燃比補正量AFCCROを算出する。制御回路は、機関暖機後の定常運転時に、第1の空燃比補正量AFC の値に基づいて、機関燃料系機器の特性ずれを補償する特性補正量DAFSYS の値を算出する。
請求項(抜粋):
内燃機関の排気系に設けられた排気浄化触媒コンバータと、該触媒コンバータの下流側の排気通路に配置されたZ型出力特性を有する下流側空燃比センサと、前記触媒コンバータの上流側排気通路に配置されたリニア出力特性を有する上流側空燃比センサと、前記下流側空燃比センサ出力が目標空燃比相当出力に対してリッチ空燃比側かリーン空燃比側かに応じて、下流側空燃比センサ出力が目標空燃比相当出力に近づくように第1の空燃比補正量を変化させる第1の空燃比補正量演算手段と、前記下流側空燃比センサ出力と目標空燃比相当出力との間の偏差が予め定めた所定量以上になったときに、前記上流側空燃比センサ出力に応じて、下流側空燃比センサ出力が目標空燃比相当出力に近づくように第2の空燃比補正係数を算出する第2の空燃比補正量演算手段と、機関暖機状態を判定する暖機状態判定手段と、機関が定常運転状態にあるか否かを判定する運転状態判定手段と、機関が暖機完了状態にあり、かつ定常運転状態にあると判定されたときに、前記第1の空燃比補正量の値に基づいて、燃料系機器特性の標準状態からのずれに対応した特性補正量を算出する特性補正量演算手段と、前記第1と第2の空燃比補正量と、前記特性補正量とに基づいて機関への燃料供給量を制御する燃料供給制御手段と、を備えた内燃機関の空燃比制御装置。
IPC (3件):
F02D 41/14 310 ,  F02D 41/04 305 ,  F02D 41/04 330
FI (3件):
F02D 41/14 310 F ,  F02D 41/04 305 Z ,  F02D 41/04 330 P

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