特許
J-GLOBAL ID:200903089928638371

パティキュレートフィルタの再燃焼制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 樋口 武尚
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-325353
公開番号(公開出願番号):特開平6-173641
出願日: 1992年12月04日
公開日(公表日): 1994年06月21日
要約:
【要約】【目的】 再燃焼時のクラックや燃え残りを防止してパティキュレートフィルタを確実に再生し、かつ、2次空気の供給量の制御を簡単なロジックで実現して、製造コストを低減する。【構成】 フィルタの再燃焼時においては、ファジィ推論によりパティキュレート捕集量Qtrap及びその時間的変動分-ΔQtrapに基づくルールにおける所属度が算出されて、その所属度から過熱や立ち消えが発生しない目標排気温の増分ΔTref が推論される。そして、実際の排気温が増分ΔTref から求めた目標排気温となるように、エアポンプによる2次空気の供給量が制御される。このように供給量が最適値に制御されるためフィルタが適切な温度に保たれ、かつ、ファジィ推論に必要なルールやメンバシップ関数はごく容易に設定可能である。
請求項(抜粋):
内燃機関の排気通路に設けられたパティキュレートフィルタの捕集量を判定する捕集量判定手段と、前記捕集量判定手段にて判定された捕集量が所定値以上のときに、捕集されたパティキュレートに着火して再燃焼を開始させる着火手段と、前記パティキュレートフィルタの再燃焼を継続させるべく2次空気を供給する2次空気供給手段と、前記再燃焼中のパティキュレートフィルタの温度を検出するフィルタ温度検出手段と、前記再燃焼中のパティキュレートフィルタの過熱または立ち消えが発生しないように、前記捕集量及び捕集量の時間的変動分に基づいて目標温度を設定する複数のルールと、前記複数のルールにおける捕集量及び捕集量の時間的変動分を所定の範囲の集合に区分して各集合の所属度を設定する関数とを記憶する目標温度設定用記憶手段と、前記複数のルールにおけるそれぞれの所属度を算出し、所属度から前記パティキュレートフィルタの目標温度を設定する目標温度設定手段と、前記フィルタ温度検出手段にて検出されたパティキュレートフィルタの実際の温度が、前記目標温度設定手段にて設定された目標温度となるように、前記2次空気供給手段の2次空気の供給量を制御する供給量制御手段とを具備することを特徴とするパティキュレートフィルタの再燃焼制御装置。
IPC (3件):
F01N 3/02 341 ,  F01N 3/02 ,  F01N 3/02 ZAB

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