特許
J-GLOBAL ID:200903089928877953

インクジェット記録装置および気泡除去方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-154492
公開番号(公開出願番号):特開2002-160384
出願日: 2001年05月23日
公開日(公表日): 2002年06月04日
要約:
【要約】【課題】 簡単な構成で気泡除去できるインクジェット記録装置を提供することを目的とする。【解決手段】 インク吐出口30が先端に形成された個別流路32の共通液室34側端部に気泡が付着することによって、個別流路32に対するインク供給が阻害される。この結果、インク滴が吐出不能となり、画質欠陥となる。そこで、本願発明では、画質欠陥が発生する程度の累積印字枚数になったら、発熱素子36を駆動してダミージェットを連続的に行なうことによって、記録ヘッド20の表面温度をT1°Cまで上昇させ、個別流路32内のインクを沸騰させる。これによって、個別流路32の共通液室34側端部に付着した気泡70Aが壁面から離間すると共に膨張して他の気泡と一体化し、浮力によって共通液室34からインク供給室44に排出される。したがって、気泡を確実に除去できる。
請求項(抜粋):
外部からインクが供給される共通液室と、共通液室に連通し、先端にインク吐出口が形成された個別流路と、個別流路に配設されインクを加熱することによってインク滴を吐出させる印字用発熱素子と、を備えるインクジェット記録ヘッドと、前記共通液室内に存在するインクが沸騰するまで、印字用発熱素子に対して駆動エネルギを印加する駆動手段と、を備えることを特徴とするインクジェット記録装置。
Fターム (9件):
2C056EA15 ,  2C056EB08 ,  2C056EB30 ,  2C056EB49 ,  2C056EC08 ,  2C056EC24 ,  2C056EC50 ,  2C056EC55 ,  2C056FA03

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