特許
J-GLOBAL ID:200903089929382923

歯車ラップ盤におけるバックラッシュ設定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-123308
公開番号(公開出願番号):特開2000-317734
出願日: 1999年04月30日
公開日(公表日): 2000年11月21日
要約:
【要約】【課題】 実際のラッピング加工に先立つバックラッシュの設定にあたり、多数の歯の噛み合い組み合わせのもとでのバックラッシュのばらつきを反映できるようにする。【解決手段】 ピニオンとリングギヤとを噛み合わせた上でリングギヤが少なくとも1回転するようにピニオンを正転方向に数回転させつつリングギヤを連れ回りさせ、それに続いてピニオンを数回転逆転させる。その時の各歯車の回転位置を個別に連続して検出し、ピニオンの回転位置を基準としたときの相対回転位置誤差をバックラッシュBLとして求める。バックラッシュ測定値BLからバックラッシュ最適値を算出し、これをバックラッシュ規定値として設定する。
請求項(抜粋):
ハイポイドギヤを構成するリングギヤとピニオンのそれぞれを相互に独立したスピンドルに支持させ、これらリングギヤとピニオンとを噛み合わせるとともに両者の間に規定のバックラッシュを持たせ、その状態で歯面にラッピングコンパウンドを吹き付けながら上記歯車対を回転させてラッピング加工を施すようにした歯車ラップ盤であって、ラッピング加工に先立って、相互に噛み合わせたリングギヤとピニオンのうちリングギヤが少なくとも1回転するようにいずれか一方を正転させつつ他方を連れ回りさせるとともに、それに続いてリングギヤが少なくとも1回転するようにいずれか一方を逆転させつつ他方を連れ回りさせ、上記正逆転時におけるリングギヤおよびピニオンの回転位置を各スピンドルに連結した回転位置検出器にて連続的に検出し、これらの回転位置信号からリングギヤおよびピニオンのうちのいずれか一方の回転位置に対する他方の回転位置のずれ量を多数の歯の噛み合い組み合わせのもとでのバックラッシュとして求め、このバックラッシュ測定値からバックラッシュ最適値を算出して、これを実際のラッピング加工に先立って付与される上記規定バックラッシュとして設定することを特徴とする歯車ラップ盤におけるバックラッシュ設定方法。
IPC (3件):
B23F 19/02 ,  B23F 23/08 ,  B24B 37/00
FI (3件):
B23F 19/02 ,  B23F 23/08 ,  B24B 37/00 Z
Fターム (11件):
3C058AA07 ,  3C058AA09 ,  3C058AA11 ,  3C058AB01 ,  3C058AC02 ,  3C058AC04 ,  3C058BA07 ,  3C058BC03 ,  3C058CA01 ,  3C058CB01 ,  3C058CB05

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