特許
J-GLOBAL ID:200903089932258109

投射型表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 四宮 通
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-220315
公開番号(公開出願番号):特開平10-049070
出願日: 1996年08月02日
公開日(公表日): 1998年02月20日
要約:
【要約】【課題】 偏光ビームスプリッタが全波長域の光に対して良好な偏光分離特性を得ることができないことに起因する投射像のコントラストの劣化を防止する。【解決手段】 光源からの光は、クロスダイクロイックプリズム3により各色光に色分解される。色分解された各色光は、偏光ビームスプリッタ5R,5G,5Bによりそれぞれ2つの偏光光に偏光分離される。各色光の一方の偏光光は、ライトバルブ6R,6B,6Gにより変調される。各色光の変調光は、偏光ビームスプリッタ5R,5G,5Bにより検光され、クロスダイクロイックプリズム7により色合成され、投射レンズによりスクリーン上に投射される。
請求項(抜粋):
光源からの光を第1、第2及び第3の色光に色分解する色分解光学系であって、クロスダイクロイックミラー又はクロスダイクロイックプリズムから構成された色分解光学系と、第1、第2及び第3のライトバルブと、前記色分解光学系にて色分解された第1、第2及び第3の色光にそれぞれ対応して設けられた第1、第2及び第3の偏光ビームスプリッタと、クロスダイクロイックミラー又はクロスダイクロイックプリズムから構成された色合成光学系と、投射光学系と、を備え、前記第1、第2及び第3の偏光ビームスプリッタは、前記色分解光学系にて色分解された第1、第2及び第3の色光をそれぞれ2つの偏光光に偏光分離し、前記第1、第2及び第3のライトバルブは、前記第1、第2及び第3の偏光ビームスプリッタにて偏光分離された第1、第2及び第3の色光の一方の偏光光をそれぞれ変調し、前記第1、第2及び第3の偏光ビームスプリッタは、前記第1、第2及び第3のライトバルブにて変調された第1、第2及び第3の色光をそれぞれ検光し、前記色合成光学系は、前記第1、第2及び第3の偏光ビームスプリッタにより検光された第1、第2及び第3の色光を色合成し、前記投射光学系は、前記色合成光学系にて色合成された光を投射し、前記光源と前記色分解光学系との間には、前記光源からの光を略平行光に変換する整形光学系が配置され、前記色分解光学系と前記第1、第2及び第3の偏光ビームスプリッタとの間には、前記色分解光学系によって色分解された第1、第2及び第3の色光毎に、集光点を第1、第2及び第3のライトバルブ付近にそれぞれ形成するように第1、第2及び第3の色光をそれぞれ集光させる第1、第2及び第3の集光光学系が、それぞれ配置された、ことを特徴とする投射型表示装置。

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