特許
J-GLOBAL ID:200903089938918542

補間値演算装置、電子制御装置及び補間データテーブル適合装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-022195
公開番号(公開出願番号):特開平11-219350
出願日: 1998年02月03日
公開日(公表日): 1999年08月10日
要約:
【要約】【課題】 補間値を演算する際の処理速度を向上させた補間値演算装置等を提供する。【解決手段】 補間用データとして、従来のような2次元マップ上の格子点の座標データ(X,Y)そのものを持つのではなく、その格子点と隣接する格子点とを結ぶ補間用の直線式(Y=aX+b)における傾き(a)とY軸切片(b)のデータが設定されている。例えば、パラメータ3に対しては格子点2に設定されデータに基づく補間直線式を用いれば容易に演算できる。これにより、任意の入力パラメータ(XO )に対する制御データ(YO )を補間演算する際に、除算が無くなって単純な補間演算となり、また傾き(a)やY軸切片(b)を求める処理が不要となって処理速度が向上する。そのため、エンジンを制御する場合などのように、より適切な制御実現のためにリアルタイム処理が必要とされるようなシステムに適用した場合に特に有効である。
請求項(抜粋):
各パラメータに対応して補間用データが記憶された補間データテーブルと、任意の入力パラメータに対応する補間値を、前記補間用データを用いて演算する補間値演算手段と、を備える補間値演算装置であって、前記補間データテーブルに記憶されている前記補間用データは、X軸上のパラメータに対応するY軸上のデータで特定される2次元マップ上の格子点毎に、当該格子点と隣接する格子点とを結ぶ補間用直線式(Y=aX+b)における傾きaとY軸切片bのデータが設定されたものであり、前記補間値演算手段は、前記補間用データを用いた補間値の演算を、浮動小数点演算プロセッサを用いて実行するよう構成されており、さらに、当該補間値演算手段が補間値演算の際に扱うデータは、浮動小数点型のデータに設定されていること、を特徴とする補間値演算装置。
IPC (3件):
G06F 17/17 ,  F02D 45/00 376 ,  G06F 7/00
FI (3件):
G06F 15/353 ,  F02D 45/00 376 C ,  G06F 7/00 D

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