特許

J-GLOBAL ID：200903089941644666

蒸気滅菌可能な多孔質ポリオレフィンメンブレンを製造する方法、および134°Cで蒸気滅菌可能なポリエチレンメンブレン

発明者： ヘンリクス・マテウス・フォルトゥイン ,  ペトルス・ヘンリクス・マリア・ストクマン
出願人/特許権者： デーエスエム・ナムローゼ・フェンノートシャップ
代理人 (1件)： 青山 葆 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-299605
公開番号（公開出願番号）：特開平5-239246
出願日： 1992年11月10日
公開日（公表日）： 1993年09月17日
要約：

【要約】【目的】 蒸気滅菌可能な多孔質ポリオレフィンメンブレンおよびその製造方法を提供することである。【構成】 ポリオレフィンの溶液から調製し、少なくとも1つの方向に延伸した多孔質フィルムを所定の収縮処理に付す。収縮温度は、滅菌温度以上で、かつ使用ポリオレフィンの融点以下である。収縮は、フィルム面内の全方向に、滅菌温度での関連方向における臨界収縮率の少なくとも95%まで行う。得られた多孔質ポリオレフィンメンブレンは、温度134°Cの水蒸気に10分間暴露したとき、その面内の全方向における収縮率が最大4%である。

請求項（抜粋）：

多孔質ポリオレフィンフィルムを高温で熱処理に付すことによって蒸気滅菌可能な多孔質ポリオレフィンメンブレンを製造する方法であって、ポリオレフィンの溶液から調製し、少なくとも1つの方向に延伸した多孔質フィルムを、ガス雰囲気中、処理済フィルムの使用時に蒸気滅菌を実施する温度以上の温度で、かつ該ポリオレフィンの融点を越えない温度に暴露する収縮処理からなる熱処理に付し、この収縮処理において、該フィルムを、その面内の全方向に、蒸気滅菌を実施する温度での関連方向における臨界収縮率の少なくとも95%まで収縮させることを特徴とする製造方法。

IPC (8件)：

C08J 9/00 CES ,  B29C 55/02 ,  B01D 67/00 ,  B01D 71/26 ,  B29K 23:00 ,  B29K105:04 ,  B29L 7:00 ,  C08L 23:00