特許
J-GLOBAL ID:200903089953271903

消費電力の推定方法,消費電力の推定装置,配置配線の決定方法及び配置配線設計装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-087840
公開番号(公開出願番号):特開平8-006980
出願日: 1995年04月13日
公開日(公表日): 1996年01月12日
要約:
【要約】【目的】 CMOS等の電気回路のLSI設計において、電気回路の正確な消費電力を迅速に推定する方法を提供する。【構成】 要素とこれに入出力信号を伝達するための信号線とを備えた電気回路の消費電力を推定する方法である。各要素について入力信号に対する出力信号が変化する確率を求め、これを利用して出力信号の変化確率を入力信号の変化確率の関数として表す式を求めるステップと、入力信号の変化確率を与えるステップと、この式を使用して、所定の変化確率を有する入力信号に対する各信号線における信号の変化確率を求めるステップと、各信号線の変化確率と各信号線の負荷との積を総和して電気回路の消費電力を推定するステップとからなる。これにより、テストパターンを使用して論理シミュレーションを行わなくても、各信号線の変化確率から回路の消費電力を簡易かつ迅速に推定することができる。
請求項(抜粋):
少なくとも1つの要素と、上記要素に接続され少なくとも1つの入力信号及び少なくとも1つの出力信号をそれぞれ伝達するための少なくとも2つの信号線とを備えた電気回路の消費電力を推定する方法であって、上記少なくとも1つの要素への上記入力信号の変化に応じて出力信号が変化する確率と上記入力信号の変化確率との積に基づき、上記出力信号の変化確率を入力信号の変化確率の関数として表す式を求める第1のステップと、上記入力信号の変化確率を与える第2のステップと、上記式を使用して、所定の変化確率を有する入力信号が上記電気回路に入力されるときの各信号線における信号の変化確率を求める第3のステップと、上記各信号線の変化確率と各信号線の負荷との積を総和して、電気回路の消費電力を推定する第4のステップとを備えたことを特徴とする消費電力の推定方法。

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