特許
J-GLOBAL ID:200903089961519094

電気泳動装置および方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 秀策
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-551249
公開番号(公開出願番号):特表2002-516996
出願日: 1999年05月21日
公開日(公表日): 2002年06月11日
要約:
【要約】対象分析物(特に、ポリペプチド)を二次元電気泳動する装置、システムおよび方法が開示されている。この装置は、試料分離空洞(24)を含み、これは、さらに、以下の(1)および(2)を含む:(1)電気泳動領域(26a)であって、この電気泳動領域(26a)は、この空洞の上部に沿って配置されており、この上部に沿って、第一次元で、電荷および/またはサイズ基準の電気泳動を実行するためにある;および(2)この第一電気泳動領域の下にある第二電気泳動領域(26b)であって、この第二電気泳動領域(26b)は、第一次元と実質的に垂直な方向で、第二次元で、電気泳動を実行するためにある。好ましい1実施態様では、第二電気泳動領域は、この空洞の主要対向面の少なくとも1面に固定化されたpKa勾配を含む等電点電気泳動領域を含む。
請求項(抜粋):
以下の(a)、(b)、(c)および(d)を含む、二次元電気泳動システムであって: (a)電気泳動プレートアセンブリであって、該アセンブリは、以下の(i)および(ii)を規定する: (i)試料分離空洞であって、該空洞は、主要第一および第二面を対向させることにより、境界を定められており、各面は、規定の幅および長さを有し、そして該幅および長さよりも実質的に短い界面距離によって、間隔を置いて配置されており、該空洞は、上部、下部および2個の側方部を有し、該空洞は、さらに、以下の(1)および(2)を含む:(1)電気泳動領域であって、該電気泳動領域は、該空洞の該上部に沿って配置されており、該上部に沿って、第一次元で、電荷および/またはサイズ基準の電気泳動を実行するためにある;および(2)該第一電気泳動領域の下にある第二電気泳動領域であって、該第二電気泳動領域は、該第一次元と実質的に垂直な方向で、第二次元で、電気泳動を実行するためにある;および (ii)試料装填ポートであって、該試料装填ポートは、該上部の角部に位置しており、該第一電気泳動領域に試料を導入するためにある; (b)該装填ポートと該装填ポートから横切る該側方部との間で該第一電気泳動領域にわたって第一電圧電位を発生させるための電極手段; (c)該上部と該下部との間で第二電圧電位を発生させるための電極手段;および (d)該空洞を占有する水性媒体であって、該水性媒体は、該第一電気泳動領域および該第二電気泳動領域において、同一または異なり得、該第二次元での試料成分の移動の基準は、該第一次元での試料移動挙動を決定する試料特性とは異なる1つまたはそれ以上の試料特性に依存している、である、システム。
引用特許:
審査官引用 (2件)

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