特許
J-GLOBAL ID:200903089967784512

ポリウレタン層を有する積層体

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-174593
公開番号(公開出願番号):特開平9-024590
出願日: 1995年07月11日
公開日(公表日): 1997年01月28日
要約:
【要約】【構成】 数平均分子量が1000〜4000のポリエステルポリオール(aモル)、有機ジイソシアネート(bモル)および鎖伸長剤(cモル)を、式: 1.00≦b/(a+c)≦1.10を満足する割合で反応させて得られる熱可塑性ポリウレタンであって、前記ポリエステルポリオール(a)のエステル基濃度(エステル結合数/全炭素原子数)が0.08〜0.17であり、かつ結晶化エンタルピー(ΔH)が70J/g以下であリ、さらに1分子当たりの水酸基の数が2.01〜2.08個である熱可塑性ポリウレタンの溶融成形層、並びに繊維質基体層からなる積層体。【効果】 本発明の積層体は、耐摩擦溶融性、耐摩耗性、耐ブリード白化性に優れ、しかも引張強さなどの力学的性質、耐水性等の耐久性、耐寒性などの特性においても良好であり、柔軟性や屈曲性にも富んでいる。
請求項(抜粋):
熱可塑性ポリウレタン層および繊維質基体層を有する積層体であって、熱可塑性ポリウレタン層が、数平均分子量が1000〜4000のポリエステルポリオール(a)、有機ジイソシアネート(b)および鎖伸長剤(c)を、下記の数式(1):1.00≦b/(a+c)≦1.10 (1)(式中、aはポリエステルポリオールのモル数、bは有機ジイソシアネートのモル数、cは鎖伸長剤のモル数を示す)を満足する割合で反応させて得られる熱可塑性ポリウレタンの溶融成形層であり、しかも熱可塑性ポリウレタンの製造に用いられる前記ポリエステルポリオール(a)のエステル基濃度(エステル結合数/全炭素原子数)が0.08〜0.17であり、かつ結晶化エンタルピー(ΔH)が70J/g以下であリ、さらに1分子当たりの水酸基の数が2.01〜2.08個であることを特徴とする積層体。
IPC (2件):
B32B 27/40 ,  D06N 3/14
FI (2件):
B32B 27/40 ,  D06N 3/14
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 特開平2-114035
  • 特開平1-315427
  • 特開平4-050220
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