特許

J-GLOBAL ID：200903089971197907

データ処理装置

発明者： 瀧本 宗典
出願人/特許権者： 富士通株式会社
代理人 (1件)： 有我 軍一郎
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-228673
公開番号（公開出願番号）：特開平11-065842
出願日： 1997年08月26日
公開日（公表日）： 1999年03月09日
要約：

【要約】【課題】 本発明は、複数ワードで構成される命令を組み立てる処理において、パイプライン実行処理で発生するペナルティを低減し、パイプラインの処理効率の低下を抑制することができるデータ処理装置を提供することを課題とする。【解決手段】 処理ユニットは、IFステージで入力バス上のワード命令を取り込み、レジスタD1a、デコーダXA1、レジスタD2a、デコーダXA2により、デコード処理を行なう第1の命令処理経路と、レジスタD1bとD2bの間にセレクタSELにより取り込まれるワード命令を保持するレジスタを選択し、レジスタD1b、D2b、デコーダXB2により、デコード処理を行なう第2の命令処理経路と、タイミング制御信号TSにより、入力バス上のワード命令と、レジスタD1bに保持されたワード命令のいずれかを選択して、レジスタD2bへ供給制御するセレクタSELから構成される。

請求項（抜粋）：

複数ワードで構成される命令を、該ワード命令ごとに処理サイクルをずらし、並列的に処理するパイプライン方式のデータ処理装置において、前記命令をワードごとに保持する複数段のレジスタと、該レジスタに保持されたワード命令をデコードして次段のレジスタに出力する複数段のデコーダと、前記複数段のレジスタのうち、任意のレジスタへのワード命令の保持を選択する選択手段と、該選択手段を制御して、並列的に処理されるワード命令相互の処理サイクルを可変的に調整する制御手段と、を有することを特徴とするデータ処理装置。