特許
J-GLOBAL ID:200903089973478253

地絡方向継電器と継電装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-268098
公開番号(公開出願番号):特開2001-095146
出願日: 1999年09月22日
公開日(公表日): 2001年04月06日
要約:
【要約】【課題】 地絡方向継電器を配電線に複数台直列的に設置し、各継電器間で動作時間の協調が図られる。この協調をとるには各継電器間に専用の共通信号線を設けて協調信号の授受を行う必要があるが、専用の共通線を配線するには、工事と資材を要する。【解決手段】 零相電圧信号を受信する共通の信号線m,nから、零相電圧信号と協調信号の混成信号gを受け、入出力信号分離手段40で両信号を分離し、零相電圧信号は、位相比較回路35に入力し、協調信号は、ロック協調制御手段50に入力して動作時間の協調を図る。自ら発生する協調信号eは信号導出手段43を介して共通の信号線m,nに送信する。
請求項(抜粋):
零相電流を入力してこれを波形整形して零相電流信号となし、且つパルス状の零相電圧信号を外部の零相電圧信号発生手段から共通の信号線を介して受信し、これら零相電流信号と零相電圧信号の両信号の位相比較によって地絡方向を判別し、地絡事故が負荷側であるときに地絡検出信号を出力するようにした地絡方向継電器において、入出力信号分離手段と、ロック協調制御手段を設け、入出力信号分離手段は、前記共通の信号線から外部からの零相電圧信号と協調信号とを入力して零相電圧信号と協調信号を分離する手段を備え、分離した零相電圧信号は、前記位相比較の零相電圧信号となし、協調信号はロック協調制御手段へ入力するとともに、このロック協調制御手段は、前記地絡検出信号を入力し、あらかじめ優先順位設定手段によって設定された遅延時間後、前記入出力信号分離手段からの協調信号の有・無を判断し、“有”のときは、動作出力信号の設定時間を遅らせ、“無”のときは、協調信号を発生して共通の信号線に送出するとともに、動作出力信号の設定時間後に動作出力信号を出力するようにしたことを特徴とする地絡方向継電器。
IPC (3件):
H02H 3/38 ,  H02H 7/26 ,  H02H 7/30
FI (4件):
H02H 3/38 N ,  H02H 7/26 B ,  H02H 7/26 K ,  H02H 7/30
Fターム (4件):
5G058EE05 ,  5G058EF03 ,  5G058EG15 ,  5G058EH01

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