特許
J-GLOBAL ID:200903089974489941

掘削用バケットのツース接合部構造

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-294519
公開番号(公開出願番号):特開2000-104293
出願日: 1998年09月30日
公開日(公表日): 2000年04月11日
要約:
【要約】【課題】 従来より、掘削用バケットのツースをアダプタに対して接合する手段として、前記ツースの空洞穴部の左右の側面部穴と、前記アダプタの突出部の横方向穴とを貫通して、ピンを挿通している。しかし前記横方向穴と前記ピンとの間には隙間が存在するので、掘削作業時には前記ピンががたつき、長期間使用すると摩耗して細くなり、前記ピンが脱落してしまうことがある。本発明は、前記ピンのがたつきを止めることによりそのピンの脱落を防止できるツース接合部構造を提供することを目的とする。【解決手段】 本発明では、横方向穴が突出部に穿設されたアダプタと、左右の側面部穴が穿設されたツースと、前記横方向穴と同心に前記突出部に形成された端ぐり部と、前記端ぐり部内に配置される割り部付きリングと、係合部が形成され前記両穴を貫通して挿通されるピンと、を有し、前記横方向穴の内周面と、前記ピンの外周面との間の空間部に、弾性部材を圧縮介在させるようにした。
請求項(抜粋):
ツースが接合される前部側に突出部が突設されたアダプタと、前記突出部が挿入嵌合される空洞穴部をそなえたツースと、前記空洞穴部の左右の側面板部にそれぞれ穿設された側面部穴と、前記突出部に穿設された横方向穴と、前記横方向穴と同心に前記突出部の一方端面部に形成された略環状の端ぐり部と、前記端ぐり部内に配置される割り部付きリングと、前記割り部付きリングに対して係合される係合部が形成され前記側面部穴及び前記横方向穴を貫通して挿通されるピンと、を有し、前記突出部の前記横方向穴の内周面と、前記ピンの外周面との間の空間部の少くとも一部に、弾性部材を圧縮介在させるようにしたことを特徴とする掘削用バケットのツース接合部構造。
IPC (2件):
E02F 9/28 ,  E02F 3/40
FI (2件):
E02F 9/28 A ,  E02F 3/40 B
Fターム (3件):
2D012GB01 ,  2D015JA03 ,  2D015JA04

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