特許

J-GLOBAL ID：200903089987790586

内燃機関の排気浄化装置

発明者： 岡田 圭司 ,  田山 彰 ,  椎野 俊一 ,  土田 博文
出願人/特許権者： 日産自動車株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-164549
公開番号（公開出願番号）：特開平11-347369
出願日： 1998年06月12日
公開日（公表日）： 1999年12月21日
要約：

【要約】【課題】 NOX 吸収剤に吸収された酸素の影響を排除し、NOX 吸収剤に吸収されたNOX 量を正確に求めること。【解決手段】 NOX 吸収剤Bの温度を検出する温度検出手段Dと、NOX 吸収剤Bに流入する排気空燃比をリッチ化する排気空燃比リッチ化手段Eと、NOX吸収剤Bに流入する排気空燃比をリッチ化したとき空燃比センサCの出力に基づいてNOX 吸収剤Bから放出されたNOX と酸素の合計放出量を推定する合計放出量推定手段Fと、NOX 吸収剤Bに流入する排気空燃比をリッチ化したときNOX 吸収剤Bの温度に基づいてNOX 吸収剤Bから放出されたNOX と酸素が排気ガス中の未燃成分と反応したことによる合計発熱量を推定する合計発熱量推定手段Gと、合計放出量と合計発熱量とに基づいてNOX 吸収剤Bから放出されたNOX 放出量を推定するNOX 放出量推定手段Hとを設けた。

請求項（抜粋）：

内燃機関の排気通路に、排気空燃比がリーンであるときに排気中のNOX を吸収し、排気空燃比が理論空燃比又はリッチであるときに吸収したNOX を放出するNOX 吸収剤と、NOX 吸収剤の下流側で排気空燃比を検出する空燃比センサと、を備える内燃機関の排気浄化装置において、NOX 吸収剤の温度を検出する温度検出手段と、NOX 吸収剤に流入する排気空燃比をリッチ化する排気空燃比リッチ化手段と、NOX 吸収剤に流入する排気空燃比をリッチ化したとき、空燃比センサの出力に基づいてNOX 吸収剤から放出されたNOX と酸素との合計放出量を推定する合計放出量推定手段と、NOX吸収剤に流入する排気空燃比をリッチ化したとき、NOX 吸収剤の温度に基づいて、NOX 吸収剤から放出されたNOX と酸素とが排気ガス中の未燃成分と反応したことによる合計発熱量を推定する合計発熱量推定手段と、前記合計放出量と前記合計発熱量とに基づいてNOX 吸収剤から放出されたNOX 放出量を推定するNOX 放出量推定手段と、を備えていることを特徴とする内燃機関の排気浄化装置。

IPC (6件)：

B01D 53/94 ,  B01D 53/56 ,  B01D 53/81 ,  F01N 3/08 ,  F02D 41/04 305 ,  F02D 41/14 310

FI (5件)：

B01D 53/36 101 A ,  F01N 3/08 A ,  F02D 41/04 305 A ,  F02D 41/14 310 K ,  B01D 53/34 129 A