特許
J-GLOBAL ID:200903089997951227

送電線の撤去、回収装置と、送電線の巻取り装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 福田 武通 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-122829
公開番号(公開出願番号):特開平9-289716
出願日: 1996年04月22日
公開日(公表日): 1997年11月04日
要約:
【要約】【課題】 鉄塔上の着雪防止リング付き送電線を地上へ引おろして回収する機械設備一式を搭載し、現地に到着したら直ちに送電線の回収作業を開始できるようにする。【解決手段】 車台後端の案内位置決め装置3は着雪防止リング付き送電線Wをリング切除装置4に位置決めして案内できるよう、周面を歯形凹凸にした縦横2本宛のローラで構成する。位置決め案内装置から前に出た送電線の着雪防止リングはリング切除装置4で二分して送電線Wから切落とされ、その後、送電線はウインチ5、その尻手用送り装置で前に進められカッター7、カッターの前後のクランプ8F、8R、案内保持装置9を通過して巻取装置10の巻枠10bに巻取り、巻取ったらカッターの前後のクランプ8F、8Rで送電線を挟んで固定し、カッター7により送電線を切断し、巻取った送電線の巻取り束を巻枠10bから外す。
請求項(抜粋):
左右に往復動するトラバーサを有し、上記トラバーサにより送電線を巻枠に巻取る巻取り装置(10)と、鉄塔から送電線を引降ろして上記巻取り装置に向かって送電線を前に進めるウインチ(5)、及びウインチから出た送電線を更に前に進めるウインチの尻手用送り装置(6)と、送電線の着雪防止リングをまたぐ歯形凹凸を周面に有するローラからなり、前記ウインチの手前に設けられて送電線を上下、左右から挟んで通過させる位置決め案内装置(3)と、前記位置決め案内装置とウインチとの間に設けられ、位置決め案内装置からウインチに向かって進む送電線の着雪防止リングを切除するリング切除装置(4)と、トラバーサの手前に設けられ、送電線を上下、左右から挟んで通過させる案内保持装置(9)と、前記ウインチの尻手用送り装置と案内保持装置の間に設けられて送電線を切断するカッター(7)と、カッターの前後に配置され、カッターが送電線を切断する際にカッターの前後で送電線を挟んで固定する前後のクランプ(8F)、(8R)と、巻取り装置(10)が巻取った送電線の巻取り束を積降す吊上げ装置(11)とを備え、車体上に後から前に向かって前記位置決め案内装置(3)、リング切除装置(4)、ウインチ(5)、ウインチの尻手用送り装置(6)、後部クランプ(8R)、カッター(7)、前部クランプ(8F)、案内保持装置(9)、トラバーサ付き巻取り装置(10)、吊上げ装置(11)を順次設置したことを特徴とする送電線の撤去、回収装置。
IPC (3件):
H02G 1/02 317 ,  H02G 1/02 319 ,  H02G 1/06
FI (3件):
H02G 1/02 317 G ,  H02G 1/02 319 C ,  H02G 1/06 R

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