特許
J-GLOBAL ID:200903090002025056

エンジンの空燃比制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 進藤 純一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-220093
公開番号(公開出願番号):特開平6-066183
出願日: 1992年08月19日
公開日(公表日): 1994年03月08日
要約:
【要約】【目的】 運転状態の変化により吸入空気量の計測が不正確になる状態での失火を防ぐため空燃比をリッチ側からリーン側に変更する際に設定する遅延期間を、燃費向上と走行性確保を両立させるよう個々のエンジンについて最適長さに設定できるようにする。【構成】 エンジンの運転状態が加速から定常に移行したときの空燃比のリッチからリーンへの変更に遅延期間Tsを設ける。そして、遅延期間Tsが終了してリッチ制御を指示するストイキフラグが1から0に変わった直後にタイマーTuを設定し(S302)、このタイマーTuの作動中に失火が起きたかどうかを検出して(S303)、失火が起きれば遅延期間Tsを長くし(S304)、失火が起きなければ遅延期間Tsを短くし(S305)、失火による走行性の悪化を防ぎながらリーン領域をできるだけ広くするよう遅延期間Tsを修正する。
請求項(抜粋):
エンジンの運転状態を検出する運転状態検出手段と、前記運転状態検出手段の出力を受けて前記エンジンの空燃比を前記運転状態に応じ複数の異なった空燃比に制御する空燃比制御手段と、前記空燃比制御手段による前記空燃比のリッチ側からリーン側への変更を前記運転状態に基づく変更条件の成立後所定期間遅延させるリーン変更遅延手段と、前記リーン変更遅延手段による空燃比変更の遅延中若しくは遅延終了後所定期間内に発生する前記エンジンの失火を検出する失火検出手段と、前記失火検出手段により前記エンジンの失火が検出された時に前記リーン変更遅延手段によるリーン変更遅延の期間を拡張する失火時遅延期間拡張手段とを備えたことを特徴とするエンジンの空燃比制御装置。
IPC (8件):
F02D 41/10 305 ,  F02D 21/08 301 ,  F02D 41/04 305 ,  F02D 41/14 310 ,  F02D 41/22 305 ,  F02D 45/00 301 ,  F02D 45/00 368 ,  F02M 25/07 550

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