特許
J-GLOBAL ID:200903090002488439

粗粒用竪型ミル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石川 新
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-347718
公開番号(公開出願番号):特開平10-180126
出願日: 1996年12月26日
公開日(公表日): 1998年07月07日
要約:
【要約】【課題】 ボイラの燃料供給系統に適用される粗粒用竪型ミルに関し、石炭粒子の粒度を3mm以下としてボイラの燃え切り時間を短くする。【解決手段】 給炭管1から原料炭を供給し、回転バウル6とローラ8で粉砕し、熱風9aが環状部9より吹出し、粉砕物を上部へ運ぶ。外側ホッパとインナホッパの下部排出管12,15、円錐部11,14、円筒部10,13とで環状部20,21,22が形成され、熱風により粒子はこれら環状部壁面と衝突しながら反発して上昇し、天井板10-1と衝突するが、粗粒はインナホッパ内へ再度落下する。一方、微粒は慣性力が小さいので気流にのって上昇し、ミル出口へ至る。粒子の終末速度vt を11m/s以上とすることにより粒度3mm以下の微粒のみミル出口へ導くことができ、3mm以下は再度落下させる。
請求項(抜粋):
原料炭を上部より供給する給炭管と、同給炭管の出口部周囲を覆い、これと軸対称に配置し、上部がミル出口管と接続する外管を有し、同外管内の底部に設けた回転バウルとローラにより前記給炭管から供給される原料炭を粉砕し、周囲から吹き出る熱風で粉砕物を前記ミル出口管へ運ぶ粗粒用竪型ミルにおいて;前記外管は、上部と下部が中央部よりも拡大した円筒形状で、それぞれ円錐部で同中央部と接続し、上部の天井板にはミル出口管を設け、下部には回転バウルとローラを配置する外筒容器とし;同外筒容器の内部に前記給炭管と中心軸を同じに所定間隔を保って配置され、上下部を開放すると共に下部が前記給炭管出口端部まで伸びた内筒ホッパとを具備したことを特徴とする粗粒用竪型ミル。
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開平3-229651
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-229651

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