特許
J-GLOBAL ID:200903090003399928

タグ識別システム及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 合田 潔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-086458
公開番号(公開出願番号):特開平8-316888
出願日: 1996年04月09日
公開日(公表日): 1996年11月29日
要約:
【要約】【課題】 バッテリの電荷の使用を節約してRFタグの寿命を引伸ばすこと。【解決手段】本発明は読取装置の地域内のタグを識別するタグ識別システム及び方法を提供する。この場合、タグはより小さいグループに分割され、そして現に識別中のグループに属さないタグの電源をオフにすることにより電力を節約するように一度に1つのグループのタグが識別される。タグの各々はそれ自身に記憶されたパラメータ、及び読取装置から受信したパラメータから計算を実行することによりそれ自身をグループに入れる。本発明の別の変形では、タグはそれら自身を最後の周波数で活動化されるように構成する場合にのみ識別される。タグのセットはそれら自身を最後の周波数で活動化されるように構成する場合にのみ読取装置の地域内の全てのタグが識別されるまで各識別ラウンドで変化する。
請求項(抜粋):
読取装置及び該読取装置の範囲内の複数のタグの間にただ1つの双方向通信チャンネルを有し、最初は読取装置にタグの識別が知らされておらず、タグは読取装置が単一周波数の信号に応答することにより活動化され、そしてタグの各々はそれ自身を非活動化できる環境のもとで、読取装置の範囲内の全てのタグを識別する方法であって、(a)読取装置の範囲内の全てのタグを活動化するのに用いられる第1信号及び読取装置の範囲内のタグの数を示す第1値を含む第1照会メッセージを読取装置から同報通信するステップと、(b)第1照会メッセージに応答して、各タグにおいては読取装置によりまだ識別されていない「識別」表示をその不揮発性メモリに記憶するステップと、(c)第1照会メッセージの受信に応答して第1値、各タグ毎のランダムビット及び記憶された「識別」表示に基づいて各タグにおいて対応する計算を実行し、各タグにおいてその対応する計算が所定の対応する結果を生ずるならばそれ自身を非活動化することにより第1組の残留する活動化されたタグを形成するステップと、(d)第1組の活動化されたタグの各々を識別し、第1組の各タグにおいてその不揮発性メモリに記憶された「識別」表示を、読取装置による識別が成功したことを示すように変更し、そして各タグにおいて前記識別が成功した後にそれ自身を非活動化するステップと、(e)読取装置の範囲内の全てのタグを活動化する第2信号及び読取装置の範囲内の識別されていないタグ数を示す第2値を含む第2照会メッセージを読取装置から同報通信するステップと、(f)第1値の代りに第2値を用いてステップ(c)及び(d)を反復し、ステップ(d)で第2組の残留する活動化されたタグを形成することにより、識別されたタグの数を増すステップと、(g)読取装置の範囲内の全てのタグが識別されるまで、次の信号、及び次の値を有する照会メッセージを用いてステップ(e)及び(f)を反復するステップとを含む方法。
IPC (2件):
H04B 5/00 ,  H04B 7/24
FI (2件):
H04B 5/00 Z ,  H04B 7/24 B

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