特許
J-GLOBAL ID:200903090004337152

油圧装置の能力を制限する方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 兼坂 眞 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-089057
公開番号(公開出願番号):特開平5-099201
出願日: 1992年04月09日
公開日(公表日): 1993年04月20日
要約:
【要約】【目的】 油圧2次制御方式において簡便に安定して許容可能な能力以下に油圧装置を制限する方法及び装置を提供する。【構成】 油圧2次制御方式において2次ユニットの容積能力は、負荷に供給されるトルクを定め、負荷によって必要とされるトルクは、2次ユニットの速度を定める。2次ユニットの目標速度、従って容積能力が高くなり過ぎて、その能力が、圧力ラインに供給する1次ユニットの能力を超過したときは、圧力は低下する。これを防止するために、1次ユニット及び2次ユニットの呼び量に従って2次ユニットのための回転角によって規定される許容可能な能力を計算する。2次ユニットの回転角が許容可能な値以上に増大したときは、能力が制限されることにより、2次ユニットの容積は、許容可能な値を超過しなくなるので、圧力ライン中の印加圧力が保たれる。
請求項(抜粋):
1次ユニットを形成する油圧装置によって近似的に一定の値の印加圧力が保たれる圧力配管に接続された2次ユニットを形成する可変容積量の油圧装置であって、閉ループ速度制御手段、閉ループ位置制御手段又は該2次ユニットの回転角を調整してその吸込量又は流量を設定するための該2次ユニットの閉ループトルク制御手段を含む油圧装置の流量能力を制限する方法において、該1次ユニットの呼び能力及び速度から該2次ユニットの許容可能な流量能力を計算し、該2次ユニットの速度を測定し、該2次ユニットの許容可能な流量能力と速度との比によって規定される該2次ユニットの許容可能な回転角を計算し、該2次ユニットの回転角をその計算値に制限することを特徴とする制限方法。

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