特許
J-GLOBAL ID:200903090007303747

硫黄添加育苗培土及び育苗方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-261111
公開番号(公開出願番号):特開平10-066443
出願日: 1996年08月27日
公開日(公表日): 1998年03月10日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、従来のイネ苗の箱育苗における重要課題である、育苗中の寒冷と培土のpHの上昇による生育不良と立枯病やムレ苗の発生による複合障害を防止すべく、培土のpHに関する課題を解決することを目的とする。【構成】 本発明では、上述の課題を解決する手段として、天然土壌に硫黄を添加し、1日の最高・最低温度の平均略20°C〜35°Cに保温又は加温して、該天然土壌を酸性化することにより調製される硫黄添加育苗培土、並びに硫黄を添加した天然土壌に種子を播き、灌水し、該天然土壌を覆土して、1日の最高・最低温度の平均略20°C〜35°Cに保温又は加温し、種子の出芽を促進すると同時に該天然土壌を酸性化する育苗方法が提供される。【効果】 本発明の硫黄添加育苗培土は、稚苗育苗の20日間は勿論、中苗育苗の30日〜40日間の長期間、当初に調整したpH4.5〜5.5の値を維持する。苗は、極めて健苗に育ち、寒冷にあっても生理障害や病害に極めて強い極めて顕著な効果を奏する。
請求項(抜粋):
天然土壌に硫黄を添加し、保温または加温して、該天然土壌を酸性化することにより調製される硫黄添加育苗培土。

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