特許
J-GLOBAL ID:200903090007563951

リン酸型燃料電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-082936
公開番号(公開出願番号):特開平9-274925
出願日: 1996年04月05日
公開日(公表日): 1997年10月21日
要約:
【要約】【課題】セルに十分なリン酸保持機能を備え、かつセパレータの高電位による腐食を防止して、長期にわたり安定して使用できるものとする。【解決手段】マトリックス3の両主面に燃料極触媒付きカーボンペーパー6と空気極触媒付きカーボンペーパー7を配し、その外面に共にリン酸保持機能を有する燃料極側リブ付き多孔質炭素板5と空気極側リブ付き多孔質炭素板9を備え、セパレータ1を介装して積層されるものにおいて、空気極側リブ付き多孔質炭素板9のセパレータ1に面する表面にポリテトラフロロエチレンよりなる撥水処理層10を形成して、空気極触媒付きカーボンペーパー7と空気極側のセパレータ1との間のリン酸による液絡を遮断する。
請求項(抜粋):
リン酸を担持した平板状のマトリックス、マトリックスの両主面に配される燃料極と空気極、燃料極の外面に配され、燃料極に面して燃料ガス通流溝を備えたリブ付き多孔質炭素板、空気極の外面に配され、空気極に面して空気通流溝を備えたリブ付き多孔質炭素板、これらのリブ付き多孔質炭素板の外面に配され、空気と燃料ガスとを分離するセパレータを積層して構成されるリン酸型燃料電池において、導電性を保持し、かつ空気極と空気極側に配されたセパレータとの間のリン酸による液絡を遮断する導電性液絡遮断手段を備えたことを特徴とするリン酸型燃料電池。
FI (3件):
H01M 8/02 H ,  H01M 8/02 B ,  H01M 8/02 E

前のページに戻る