特許

J-GLOBAL ID：200903090008303848

弾性表面波フィルタ

発明者： 疋田 光孝 ,  住岡 淳司 ,  石田 喜勝
出願人/特許権者： 株式会社日立製作所 ,  日立電子株式会社
代理人 (1件)： 小川 勝男
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-147009
公開番号（公開出願番号）：特開平8-298434
出願日： 1985年03月27日
公開日（公表日）： 1996年11月12日
要約：

【要約】【目的】 耐電力性のすぐれた弾性表面波フィルタを実現する。【構成】 一圧電性基板上に3個以上の共通電極を一組の共通電極群として複数組を配置し、共通電極群の間にアース電極を配置し、共通電極群間は電気的に直列に接続し、1個の共通電極が相隣る2個の弾性表面波共振器の共通電極を兼ねるように共通電極群毎に複数対の電極指を配置し、複数個の直列接続された弾性表面波共振器の入出力端子に外部負荷との整合回路を設け、共通電極および電極指と共通アース間の圧電性基板による容量を利用してフィルタを構成する。複数個の弾性表面波共振器の中の少なくとも一部の弾性表面波共振器は他の弾性表面波共振器と共振周波数を異ならせる。

請求項（抜粋）：

一圧電性基板と、該圧電性基板上に向き合って一方向に配置された3個以上の共通電極を一組とする複数組の共通電極群と、該共通電極群のうちの両端に配置された2個の共通電極には上記一方向でかつそれら以外の他の共通電極側にのみ接続され、上記他の共通電極には上記一方向の両方の側に接続された複数個の電極指と、上記圧電性基板上の2つの上記共通電極群の間に形成されたアース電極と、信号入力端子と、信号出力端子と、外部負荷との第1および第2の整合回路と、共通アースと、容量を有し、上記複数個の電極指のうちの2個ずつが互いに交互に間挿されて上記圧電性基板上に上記共通電極群毎に複数対の電極指として配置され、上記共通電極群の各々における相隣る2個の上記共通電極間は弾性表面波共振器を構成しており、複数個の該弾性表面波共振器の中の一部の弾性表面波共振器と他の弾性表面波共振器とは共振周波数が異なっており、上記複数個の共通電極群間は共通電極間が電気的に直列に接続されており、上記第1の整合回路は上記直列接続された複数個の共通電極群の一方の端の上記共通電極と上記信号入力端子の間に電気的に接続されており、上記第2の整合回路は上記直列接続された複数個の共通電極群の他方の端の上記共通電極と上記信号出力端子の間に電気的に接続されており、上記容量は上記共通電極および上記電極指と上記共通アースの間の上記圧電性基板による容量であることを特徴とする弾性表面波フィルタ。

IPC (3件)：

H03H 9/64 ,  H03H 9/145 ,  H03H 9/25

FI (3件)：

H03H 9/64 Z ,  H03H 9/145 C ,  H03H 9/25 C