特許
J-GLOBAL ID:200903090008319582

紙製ひだ付容器とその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 旦 武尚 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-392189
公開番号(公開出願番号):特開2002-192630
出願日: 2000年12月25日
公開日(公表日): 2002年07月10日
要約:
【要約】【課題】 価格がPET(ポリエステル)フイルム貼着紙の約半値以下である加熱溶融後に急冷すると硬化する樹脂層をバインダー糊料として、これよりも高融点のプラスチックフイルムを紙材にラミネート貼着した複合紙を容器素材として用いることで、縦ひだ付きの紙製容器胴部の外力による拡開変形と、容器収納物の加熱加工時における容器胴部の拡開変形とを安価に防止すること。【解決手段】 紙で容器底部の周囲に多数の縦ひだを有する容器胴部を一体起立成形してひだ付容器を作るに当たり、紙に加熱溶融後に急冷すると硬化する合成樹脂層1をバインダー糊料として、この合成樹脂層1の融点よりも高い融点のプラスチックフイルムFをラミネート貼着した複合紙2を用意し、この複合紙2を加熱済みの対をなすプレス成形金型に挟み加熱加圧することで、前記合成樹脂層1だけを溶融させながら容器底部3の周囲に多数の縦ひだ4を有する容器胴部5を一体起立成形後、離型して得た紙製容器6を急速冷却し前記合成樹脂層1を硬化させることで、前記各縦ひだ4の剛性を強化して容器胴部5の拡開を阻止可能となした。
請求項(抜粋):
紙で容器底部の周囲に多数の縦ひだを有する容器胴部を一体起立成形した紙製容器において、紙に加熱溶融後に急冷すると硬化する合成樹脂層1をバインダー糊料1aとして、この合成樹脂層1の融点よりも高い融点のプラスチックフイルムFをラミネート貼着した複合紙2を加熱し、前記合成樹脂層1だけを溶融させながら容器底部3の周囲に多数の縦ひだ4を形成して容器胴部5を一体起立成形後、前記溶融状態にある合成樹脂層1を急冷却硬化させることで、前記各縦ひだ4の剛性を強化して容器胴部5の拡開を阻止可能となした紙製ひだ付容器。
Fターム (6件):
3E075BA30 ,  3E075CA01 ,  3E075DC18 ,  3E075DC44 ,  3E075DC71 ,  3E075GA03
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 焼成菓子用容器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-122312   出願人:東洋エコー株式会社
  • 特開昭63-176130
  • 容器とその製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-106830   出願人:株式会社スズパック
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