特許
J-GLOBAL ID:200903090018627552

燃料電池発電装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-003767
公開番号(公開出願番号):特開平9-199147
出願日: 1996年01月12日
公開日(公表日): 1997年07月31日
要約:
【要約】【課題】液絡現象の発生を早期にかつ確実に検知して、燃料電池スタックの劣化や損傷を未然に防止すること。【解決手段】燃料電池スタック2の少なくとも1個のサブスタックにおける、少なくとも2個の単位電池1の燃料極または酸化剤極の少なくとも一方の電位を測定する電位測定手段7と、電位測定手段7により測定された電位のうち、同一サブスタックに属する2個の単位電池1の燃料極の電位の差、または同一サブスタックに属する2個の単位電池1の酸化剤極の電位の差の少なくとも一方の電位の差を算出する演算手段8と、演算手段8により算出された電位の差があらかじめ設定された設定値よりも大きくなった場合に警報を出力する警報手段9と、演算手段8により算出された電位の差があらかじめ設定された設定値よりも大きくなった場合に、燃料電池スタック2の運転を停止する制御手段10とを備える。
請求項(抜粋):
基板に触媒を塗布して形成された燃料極および酸化剤極の間に電解質層を挟んで形成される単位電池とガス分離板とを交互に複数個ずつ積層してサブスタックを形成し、かつ当該サブスタックと冷媒を内部に流通する冷却板とを交互に複数個ずつ積層してなる燃料電池スタックと、前記燃料電池スタックの各単位電池の燃料極に燃料ガスを供給する燃料ガス供給手段と、前記燃料電池スタックの各単位電池の酸化剤極に酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス供給手段とから構成される燃料電池発電装置において、前記燃料電池スタックの少なくとも1個のサブスタックにおける、少なくとも2個の単位電池の燃料極または酸化剤極の少なくとも一方の電位を測定する電位測定手段と、前記電位測定手段により測定された電位のうち、同一サブスタックに属する2個の単位電池の燃料極の電位の差、または同一サブスタックに属する2個の単位電池の酸化剤極の電位の差の少なくとも一方の電位の差を算出する演算手段と、前記演算手段により算出された電位の差があらかじめ設定された設定値よりも大きくなった場合に警報を出力する警報手段と、を備えて成ることを特徴とする燃料電池発電装置。
FI (3件):
H01M 8/04 C ,  H01M 8/04 H ,  H01M 8/04 Y

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