特許
J-GLOBAL ID:200903090022856132

超高層建物の構築工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山名 正彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-034909
公開番号(公開出願番号):特開平5-230891
出願日: 1992年02月21日
公開日(公表日): 1993年09月07日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 超高層又は超々高層建物の特に地上部分の建設に好適に実施される構築工法を提供する。【構成】 本設柱を利用するセルフクライミングのタワークレーン2を設置し、基礎版1上で第1層目のメガトラス31 を構築し、タワークレーン2をクライミングさせ、しかる後にメガトラス31 を第1層目まで上昇させ、前記本設柱4と一体的に結合する。第1層目のメガトラス31 の上で前記タワークレーン2を利用して第2層目のメガトラス32 の構築を行い、同時に前記第1層目のメガトラス31 の下の第1層分において梁6や柱7及び床の躯体を構築する。以下同様の工程をくり返して所望の高さまで構築を進める。【効果】 全天候型の作業環境で躯体工事等を進められ、悪天候による作業不能日を無くすることが出来、その分工期の短縮に寄与するとともに、作業場環境の改善による建築現場の工場化を図れ、労働時間の短縮などが図れる。
請求項(抜粋):
基礎を完了後、本設柱を利用するセルフクライミングのタワークレーンを設置し、前記タワークレーンを利用して基礎版上で第1層目のメガトラスを構築する段階と、本設柱を前記第1層目のメガトラスのセット位置よりも高い位置まで先行して組立て、該本設柱の頂部付近までタワークレーンをクライミングさせ、しかる後に構築を完成し下面にサークルクレーンを設置した前記メガトラスを第1層目のセット位置まで上昇させ、前記本設柱と一体的に結合する段階と、前記第1層目のメガトラスの上で前記タワークレーンを利用して第2層目のメガトラスの構築を行い、同時に前記第1層目のメガトラスより下の第1層分において前記サークルクレーンを利用して梁、柱及び床の躯体工事と外装材の取付け及び仕上げ並びに設備工事を進める段階と、以下同様に、本設柱の組立てとタワークレーンのクライミング、メガトラスの構築と上昇、並び下層における躯体の構築と仕上げ、設備工事をくり返して所望の高さまで構築を進める段階と、より成ることを特徴とする、超高層建物の構築工法。
IPC (2件):
E04B 1/35 ,  E04G 21/14

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