特許
J-GLOBAL ID:200903090023477429

ステンレス鋼帯の脱スケール用中性塩電解浴の主要成分濃度測定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野間 忠夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-201155
公開番号(公開出願番号):特開平5-026853
出願日: 1991年07月17日
公開日(公表日): 1993年02月02日
要約:
【要約】【目的】 ステンレス鋼の脱スケール用の中性塩(硫酸ソーダ)電解浴の組成管理において特に重要な硫酸ソーダ濃度及び6価クロム濃度を迅速容易に、そして多頻度ないし連続的にも測定することを可能させる。【構成】 中性塩電解浴を濾過した測定用試料浴について超音波伝搬速度と溶液導電率とを計測し、予め硫酸ソーダと6価クロムとの各種濃度既知の水溶液について前記計測時の温度周辺の複数温度毎に作成された超音波伝搬速度及び溶液導電率の測定値から成る計測値組と硫酸ソーダ濃度及び6価クロム濃度で示される水溶液組成との関係を示す二次元検量線により、前記関係を温度補正して各成分濃度を知る。【効果】 電解浴の濃度管理に要する作業負荷が低減し、浴条件の調整が容易となって脱スケール能力が安定し、品質向上が図れる。
請求項(抜粋):
主として硫酸ソーダ水溶液から成る中性塩電解浴をステンレス鋼帯の脱スケールに使用するに従って変量,生成する硫酸ソーダ及び6価クロムの各成分濃度を測定するに際して、前記中性塩電解浴を濾過した測定用試料浴について超音波伝搬速度と溶液導電率とを計測し、予め硫酸ソーダと6価クロムとの各種濃度既知の水溶液について前記計測時の温度周辺の複数温度毎に作成された超音波伝搬速度及び溶液導電率の測定値から成る計測値組と硫酸ソーダ濃度及び6価クロム濃度で示される水溶液組成との関係を示す二次元検量線により、前記関係を温度補正して各成分濃度を知ることを特徴とするステンレス鋼帯の脱スケール用中性塩電解浴の主要成分濃度測定方法。
IPC (4件):
G01N 29/18 ,  C25F 1/06 ,  G01N 27/06 ,  G01N 29/02
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭63-311166

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