特許
J-GLOBAL ID:200903090024842180

植物育成用水耕栽培装置の構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野末 祐司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-233289
公開番号(公開出願番号):特開2001-057822
出願日: 1999年08月19日
公開日(公表日): 2001年03月06日
要約:
【要約】【構成】 完全制御型光植物工場において、水耕栽培装置基盤を基礎として、光積分球類似の、光反射材で包囲する弱い密閉的構造を構成して、この一部として、流水を支持する可動性のシート、排水口、流水制御部材、植物を栽植する植物育成パネル、照明光源等を収容し、熱対流による通風を含めて、比較的狭い栽培空間の環境制御を容易ならしめた一体的構造。【効果】 エネルギー効率の向上によるエネルギーコストの低下であり、また作業性向上による作業時間の短縮であり、さらには簡易な綜合一体化設計による初期投資の低減、多様な目的への適合性、保守修理の簡易化等のすべては有利な結果となるのである。
請求項(抜粋):
完全制御型光植物工場に適用される植物育成用水耕栽培設備において、植物栽培パネルを複数枚並べて嵌合させるごとく、その周囲に低い周壁を有する基盤通水枠がほぼ水平に保持され、該枠の内部平面上に支持部材を設置して栽培パネルを支持し、かつ該支持部材の高さにより該パネルと枠平面との間にギャップが所定値に設定され、またその設置形状方向により枠内流水方向が制御されるようになされ、該流水枠の一端から培養液が供給され、その他端において該周壁の一部に設けた切欠きが排水口となされ、該枠構造を防水シートで被覆して培養液を流通せしめるごとくし、これに該栽培パネルが嵌合される構造であり、該栽培パネル上方には、植物育成空間を介して光散乱性の反射板が天井を形成し、これにより、上下方向には温度差による通風がなされ、該天井構造と該基盤枠間の空間を実質的に包囲して内部反射光を有効利用するごとく光散乱性の反射板による周壁が設けられ、周壁の少なくとも一部は開閉移動可能とされ、これにより該基盤枠、栽培パネルと、光反射空間とが見掛上一体となされる内面反射構造が形成されることを特長とする栽培装置の構造。
Fターム (7件):
2B314MA38 ,  2B314NA03 ,  2B314NA05 ,  2B314ND43 ,  2B314ND44 ,  2B314PB08 ,  2B314PB64

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