特許
J-GLOBAL ID:200903090029907786

密閉型電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-253847
公開番号(公開出願番号):特開2001-076707
出願日: 1999年09月08日
公開日(公表日): 2001年03月23日
要約:
【要約】【課題】 有底筒状の電池缶1の開口端部の内周面に嵌合する大径筒状部2aと該大径筒状部2aの発電要素11側に設けられた小径筒状部2bと、該小径筒状部2bの発電要素11側端部に設けられ、電池缶1中心軸部に発電要素11から突出した正極タブ15が通過するタブ通過孔2dを有する底部2cとからなる有底筒状のガスケット2と、このガスケット2a内に装着された正極端子部材3とを備えた密閉型電池に対して、発電要素11のガスケット2側端面に絶縁板を設けなくても、正極端子部材3のガスケット2内への装着時における正極タブ15の折れ曲がりによる短絡を防止できるようにし、部品コストや組立工数を低減化する。【解決手段】 タブ通過孔2d径を、発電要素11の両極材12,13における径方向最内側部の捲回径Dと略同じに設定する。
請求項(抜粋):
一端が開口された有底筒状の電池缶と、上記電池缶内に収容され、帯状の正極材と負極材とがセパレータを介して互いに重ねられた状態で電池缶の中心軸回りに捲回されてなり、該両極材の一方における径方向内側に位置する端部に電池缶の開口端側へ突出する電極タブが設けられた発電要素と、上記電池缶の開口端部の内周面に嵌合する大径筒状部と、該大径筒状部の発電要素側に設けられた小径筒状部と、該小径筒状部の発電要素側端部に設けられ、電池缶中心軸部に上記電極タブが通過するタブ通過孔を有しかつ発電要素近傍に位置する底部とからなる有底筒状のガスケットと、上記ガスケットの少なくとも大径筒状部内に、上記電池缶の開口端部を該ガスケットと共に塞ぐように装着され、上記発電要素の電極タブの先端部に接続された端子部材とを備えた密閉型電池であって、上記ガスケットの底部のタブ通過孔径は、上記発電要素の両極材における径方向最内側部の捲回径と略同じに設定されていることを特徴とする密閉型電池。
IPC (2件):
H01M 2/34 ,  H01M 2/26
FI (2件):
H01M 2/34 B ,  H01M 2/26 A
Fターム (5件):
5H022AA18 ,  5H022CC08 ,  5H022CC12 ,  5H022CC16 ,  5H022KK03

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