特許
J-GLOBAL ID:200903090032120320

改良された高温特性と加工性を有するエチレン-酸共重合体とアイオノマーのブレンド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小田島 平吉 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-513577
公開番号(公開出願番号):特表平11-513421
出願日: 1996年09月25日
公開日(公表日): 1999年11月16日
要約:
【要約】低い温度と標準の圧力で重合した第一のエチレン/酸共重合体と、標準の温度と標準の圧力で重合し高度に中和したエチレン/酸共重合体であって、親の酸共重合体が80g/10分を超える高いメルトインデックスを有し、得られる中和されたアイオノマーも又3.0g/10分を超える高いメルトインデックスを有する高度に中和した第二のエチレン/酸共重合体とのブレンドであるアイオノマー組成物は、改良された高温での力学的性質及び改良された溶融加工性を併有する。また、第一と第二のエチレン/酸共重合体は同じ溶融工程段階でブレンドしそして中和することもできるし、最初に溶融ブレンドし次いで引き続いての溶融工程段階で中和することもできる。
請求項(抜粋):
a)アクリル酸又はメタクリル酸を3〜13重量%有しており、重合温度が200°C未満、重合圧力が23,000psiを超える条件で製造される第一のエチレン/カルボン酸共重合体であって、規定されたDSC融点が100°Cを超え、MIが約0.5〜60g/10分である共重合体の、a)及びb)の合計重量基準で、30〜80重量%と、 b)アクリル酸又はメタクリル酸を9〜25重量%および場合によりC1〜C8アルキル基を有するアクリル酸アルキルを40重量%まで有しており、重合温度が200°Cを超え、重合圧力が23,000psiを超える条件で製造される第二のエチレン/カルボン酸共重合体であって、MIが80〜300g/10分である第二の酸共重合体から製造されるアイオノマーであって、酸基の約40〜80%を亜鉛、ナトリウム、リチウム、マグネシウムイオン又はそのようなイオンの組み合わせで部分的に中和することによって製造され、その結果得られるアイオノマーのMIが約3.0〜約7.0g/10分であるアイオノマーの、a)及びb)の合計重量基準で、20〜70重量%とのブレンドを含んで成り、 ブレンド組成物中の全ての酸基の中和の水準が少なくとも25%であり、ブレンドのMIが約1.5〜約7.0/10分であることを特徴とするアイオノマー組成物。
IPC (2件):
C08L 23/08 ,  C08L 23/26
FI (2件):
C08L 23/08 ,  C08L 23/26

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