特許
J-GLOBAL ID:200903090039986935
採血管
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小谷 悦司 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-095718
公開番号(公開出願番号):特開平11-290297
出願日: 1998年04月08日
公開日(公表日): 1999年10月26日
要約:
【要約】【課題】 簡単な構造で、採血後の血液分離作業を迅速かつ確実に行い、しかも分離後の血漿成分の取扱いを容易にする。【解決手段】 採血した血液が導入される上流管10を下流管12内に挿入する。上流管10に血液出口14を設けてこれを血液分離用のフィルタ20で塞ぎ、このフィルタ20が挿入されている下流管内空間13を上流管10に設けたシール部22によって密閉する。そして、上流管10内に血液を入れた状態で上流管10を下流管12から引き抜く方向に操作することにより、下流管内空間13内を減圧し、その負圧で上流管10内の血漿成分をフィルタ20に透過させて下流管12内に流入させる。
請求項(抜粋):
血液出口を有し、採取した血液が内部に導入される上流管と、この上流管の血液出口を塞ぐように配設され、流通する血液を血球成分と血漿成分とに分離するフィルタと、一端側に開口し、この開口から前記上流管の血液出口を含む部分が管長手方向に挿入される下流管とを備えるとともに、前記上流管の血液出口よりも上流側の部分に、前記下流管内面に接触することにより下流管内空間を密閉しながら当該下流管内面上を管長手方向に摺動するシール部を設け、前記下流管から前記上流管が抜ける方向に両管が相対移動することにより前記下流管内空間の圧力が降下し、その負圧で前記上流管内の血漿成分が前記フィルタを透過して前記下流管内空間に導入されるようにしたことを特徴とする採血管。
IPC (3件):
A61B 5/14 300
, A61B 5/14
, G01N 33/48
FI (3件):
A61B 5/14 300 C
, A61B 5/14 300 E
, G01N 33/48 J
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