特許
J-GLOBAL ID:200903090054546011

画像データ圧縮・伸張装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山内 梅雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-119599
公開番号(公開出願番号):特開平8-317225
出願日: 1995年05月18日
公開日(公表日): 1996年11月29日
要約:
【要約】【目的】 画像データの圧縮によるメモリ容量の低減効果を減ずることなく、画像の一領域の抽出出力や、回転出力が高速に行える画像データ圧縮・伸張装置を提供する。【構成】 1ページ分の画像データが、n画素×n画素分の画像データを1単位とした複数個の矩形ブロックに分割され、分割された各矩形ブロック単位で圧縮コードの生成が行われ、各矩形ブロックに対する圧縮コードが、圧縮コードバッファ57に記憶されるようにするとともに、各圧縮コードの圧縮コードバッファ57における記憶領域のアドレスが、圧縮コードテーブル58に、各矩形ブロックに対して与えられているブロック番号に対応付けて記憶されるように画像データ圧縮・伸張装置を構成する。これにより、必要な圧縮コードだけを読み出して伸張するといった処理が可能となり、画像の一領域の抽出出力や、回転出力が高速に行えるようになる。
請求項(抜粋):
ラスタ形式で入力されるa画素×b画素分の画像データを、n画素×n画素分の画像データを1単位とした複数個の矩形ブロックに分割するとともに、各矩形ブロックに前記a画素×b画素分の画像データ内での位置を示すブロック位置情報を割り当てる分割・割当手段と、この分割手段によって分割された各矩形ブロック内のn画素×n画素分の画像データを、所定の規則に従って、1ライン分のデータ列に変換するとともに、変換したデータ列を圧縮して圧縮コードを生成する圧縮手段と、この圧縮手段によって生成された圧縮コードを記憶する圧縮コード記憶手段と、この圧縮コード記憶手段に記憶された各圧縮コードの記憶位置を示す記憶位置情報と、各圧縮コードの元となった矩形ブロックに対して前記分割・割当手段によって割り当てられているブロック位置情報との対応関係を記憶する対応関係記憶手段と、出力を行う画像データの範囲を指定する範囲指定手段と、この範囲指定手段で指定された範囲の画像データに対応する前記矩形ブロックの前記ブロック位置情報を求め、求めたブロック位置情報と前記対応関係記憶手段に記憶された対応関係を基に、各矩形ブロックに関する圧縮コードに対する記憶位置情報を特定する特定手段と、前記圧縮コード記憶手段から、前記特定手段で特定された記憶位置情報に応じた記憶位置に記憶された各圧縮コードを読みだして伸張する伸張手段と、この伸張手段の伸張結果に対して、前記所定の規則による変換の逆変換を施すことによって作成したn画素×n画素分の画像データを、その元となった矩形ブロックのブロック位置情報に応じて並べて、ラスタ形式の画像データとして出力する出力手段とを具備することを特徴とする画像データ圧縮・伸張装置。
IPC (4件):
H04N 1/415 ,  G06T 9/00 ,  H04N 1/21 ,  H04N 1/419
FI (4件):
H04N 1/415 ,  H04N 1/21 ,  H04N 1/419 ,  G06F 15/66 330 C

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