特許

J-GLOBAL ID：200903090060555936

電気粘性流体

発明者： 岡田 出穂 ,  浅子 佳延 ,  有松 きよみ ,  小林 稔
出願人/特許権者： 株式会社日本触媒
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-278641
公開番号（公開出願番号）：特開平5-295265
出願日： 1992年10月16日
公開日（公表日）： 1993年11月09日
要約：

【要約】【目的】 大きいせん断応力を発生し、電流特性および経時安定性に優れ、初期粘度が低く、分散安定性と再分散性に特に優れた電気粘性流体を提供する。【構成】 誘電体粒子からなる分散相、シリコン系絶縁性液体からなる分散媒および添加剤を含有してなり、添加剤として、メタクリロイル基含有ポリジメチルシロキサンなどのシリコン系重合性単量体3〜70重量%、メタクリロイル基含有メトキシポリエチレングリコールやメタクリロイル基含有アクリロニトリル系重合体などの窒素原子および/または酸素原子を有する重合性単量体0.5〜40重量%及び他の重合性単量体0〜90重量%からなる単量体成分を重合して得られる共重合体を、分散相100重量部に対して0.1〜30重量部使用する電気粘性流体。

請求項（抜粋）：

平均粒子径が1〜50μmの誘電体粒子からなる分散相、シリコン系絶縁性液体からなる分散媒および添加剤を含有してなる電気粘性流体であって、添加剤として、一般式-(SiR1R2O)-(但し、式中R1、R2はそれぞれ独立にアルキル基またはアリール基である。)で表される構造単位(a)および/または一般式(R33SiO)3Si-(但し、式中R3はアルキル基またはアリール基である。)で表される構造単位(b)を主たる構成単位として有し平均分子量が400以上であるシリコン系重合性単量体(A)3〜70重量%、一般式-(R4-O)n -(但し、式中R4は炭素数2〜4のアルキレン基であり、nは4以上の数である。)で表される構造単位(c)および/または一般式-(CH2-CR5X)-(但し、式中R5は水素またはメチル基であり、Xは-CNまたは-COOR6であり、R6は炭素数1〜4のアルキル基である。)で表される構造単位(d)を主たる構成単位として有し平均分子量が400以上である重合性単量体(B)0.5〜40重量%、並びにその他の重合性単量体(C)0〜90重量%(但し、単量体(A)、(B)および(C)の合計は100重量%である。)からなる単量体成分を重合して得られる共重合体(I)を、分散相100重量部に対して0.1〜30重量部の範囲で使用することを特徴とする電気粘性流体。

IPC (17件)：

C08L 83/04 LRY ,  B01F 17/54 ,  B01J 13/00 ,  C08L 25/18 LEK ,  C08L 33/08 LJG ,  C08L 33/20 LJS ,  C08L 71/02 LQE ,  C10M169/04 ,  C08L 25/18 ,  C08L 83:10 ,  C10M107:50 ,  C10M155:02 ,  C10M151:02 ,  C10N 20:06 ,  C10N 30:02 ,  C10N 30:04 ,  C10N 40:14