特許
J-GLOBAL ID:200903090062576027

曲げ加工性に優れたアルミニウム合金薄肉中空形材及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 星野 昇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-353954
公開番号(公開出願番号):特開平5-171328
出願日: 1991年12月19日
公開日(公表日): 1993年07月09日
要約:
【要約】【目的】 機械的性質及び曲げ加工性に優れたAl-Mg-Si系アルミニウム合金薄肉中空形材を得る。【構成】 Mg:0.6〜1.5%、Si:0.6〜1.3%及びCu:0.05〜0.90%を含有し、さらにMn:0.10〜0.50%及びCr:0.05〜0.50%の1種又は2種並びにTi:0.001〜0.1%及びB:0.0001〜0.01%の1種又は2種を含有し、残部Al及び不可避的不純物からなるアルミニウム合金鋳塊を、480〜560°Cで6〜10hrの均質化処理を行い、次いで500〜540°Cで押出加工を行い、押出の直後で材料温度が500°C以上の状態で水焼入れし、その後焼戻し処理(人工時効処理)を行い、押出後発生する再結晶組織を少なくとも表層部から100μm以下の範囲に制限し、押出材肉厚の内部の組織を主として繊維状組織とした薄肉中空形材とする。【効果】 自動車バンパー・レインフォースメント、自動車フレーム製造等の厳しい加工条件下においても割れの発生のない材料を得ることができる。
請求項(抜粋):
Mg:0.6〜1.5%、Si:0.6〜1.3%及びCu:0.05〜0.90%を含有し、さらにMn:0.10〜0.50%及びCr:0.05〜0.50%の1種又は2種並びにTi:0.001〜0.1%及びB:0.0001〜0.01%の1種又は2種を含有し、残部Al及び不可避的不純物からなる組成を有し、かつ、内部の組織が主として繊維状組織であり、少なくとも表層部から100μm以下の範囲に再結晶組織を有することを特徴とする曲げ加工性に優れたアルミニウム合金薄肉中空形材。
IPC (4件):
C22C 21/06 ,  B21C 23/00 ,  B21C 29/00 ,  C22F 1/05
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平1-225756
  • 特開昭59-125453
  • 特開昭53-019117

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