特許
J-GLOBAL ID:200903090080939277

パケット再送方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 倉田 政彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-257029
公開番号(公開出願番号):特開平6-112972
出願日: 1992年09月25日
公開日(公表日): 1994年04月22日
要約:
【要約】【目的】各通信ノードに送信確認手段を備えた制御系ネットワークにおいて、通信ノードの負担を増やすことなくパケット再送を可能とする。【構成】補助ノードaと補助ネットワーク2を設けて、通常通信用のネットワーク1の通信ノードが送信データTxに対応する送信確認データACKを受け取ることができず、送信失敗となった場合には、補助ノードaが送信失敗となった送信データTxを内部受信バッファに記憶しておいて、この送信データTxと同じ識別データを有する送信確認データACKが得られるまで、補助ネットワーク2を用いて送信失敗となった送信データTxの再送を行う。【効果】送信失敗率が低減され、ネットワークの信頼性が高くなるという効果があり、また、通常通信用の通信ノードの負担は増えない。
請求項(抜粋):
複数の通信ノードを接続された制御系ネットワークにおいて、通常通信用のネットワークのほかに補助ネットワークを設け、通常通信用のネットワークの通信ノードは、他の通信ノードから送信データを正常に受信すると、送信確認データを返送する送信確認手段をそれぞれ備え、補助ネットワークには少なくとも1つの補助ノードを接続し、補助ノードは、通常通信用のネットワーク上の送信データと、送信データを区別するための識別データと、送信データに対応する送信確認用データとをそれぞれ内部受信バッファの対応部分に格納する受信バッファ格納手段と、一定時間を計測するためのタイマー手段と、送信データに対応して格納された識別データと同じ識別データを有する送信確認用データをタイマー手段で計測された一定時間以内に受信しないときに当該送信データを補助ネットワーク上に再送する再送手段と、他の補助ノードから再送された送信データを受信する受信手段とを備えることを特徴とするパケット再送方式。

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