特許
J-GLOBAL ID:200903090082679590

無線装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 深見 久郎 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-226967
公開番号(公開出願番号):特開2002-043995
出願日: 2000年07月27日
公開日(公表日): 2002年02月08日
要約:
【要約】【課題】 上下回線間の時間差により発生する下り回線での送信指向性の劣化を抑制することが可能な無線装置を提供する。【解決手段】 無線装置1000は、アダプティブアレイアンテナ#1〜#4からの信号のうち特定の端末からの信号を受信ウェイトベクトル計算機20で計算される受信ウェイトベクトルに基づいて分離する。受信応答ベクトル計算機22は、特定の端末からの信号の伝搬路の受信応答ベクトルを導出する。送信応答ベクトル推定機32は、受信応答ベクトル計算機22の推定結果に、伝搬環境に応じたパラメータで外挿処理を施し、送信時点の送信応答ベクトルを予測する。送信ウェイトベクトル計算機30は、送信応答ベクトル推定機32の予測結果に基づいて、送信時のアンテナ指向性を制御する。
請求項(抜粋):
リアルタイムにアンテナ指向性を変更し、複数の端末との間で信号の送受信を時分割で行なう無線装置であって、離散的に配置された複数のアンテナと、信号の送受信時に前記複数のアンテナを共用する送信回路および受信回路とを備え、前記受信回路は、受信信号の受信時に、前記複数のアンテナからの信号に基づいて、前記複数の端末のうち特定の端末からの信号を分離するための受信信号分離手段と、前記受信信号の受信時に、前記複数のアンテナからの信号に基づいて、前記特定の端末からの伝搬路の受信応答ベクトルを推定する受信伝搬路推定手段とを含み、前記送信回路は、前記受信伝搬路推定手段の推定結果に基づいて、送信信号の送信時の伝搬路の送信応答ベクトルを推定する送信伝搬路推定手段と、前記送信伝搬路推定手段の推定結果に基づいて、前記送信信号の送信時の前記アンテナ指向性を更新する送信指向性制御手段とを含み、前記送信伝搬路推定手段は、前記受信伝搬路推定手段によって推定された前記特定の端末からの上り回線スロットの複数の前記受信応答ベクトルに基づく外挿処理により、前記特定の端末への下り回線スロットの前記送信応答ベクトルを算出する外挿手段と、前記伝搬路の伝搬環境に応じて予め決定された、前記外挿処理に用いる複数のパラメータを保持した記憶手段と、前記伝搬路の伝搬環境を推定して、前記保持された複数のパラメータのうち前記推定された伝搬環境に対応するパラメータを選択して前記外挿手段による外挿処理に適用する選択手段とを有する、無線装置。
IPC (4件):
H04B 7/10 ,  H04B 7/06 ,  H04B 7/08 ,  H04B 7/26
FI (4件):
H04B 7/10 A ,  H04B 7/06 ,  H04B 7/08 D ,  H04B 7/26 B
Fターム (12件):
5K059CC02 ,  5K059CC03 ,  5K059CC04 ,  5K059DD31 ,  5K067AA03 ,  5K067BB04 ,  5K067CC04 ,  5K067CC24 ,  5K067EE02 ,  5K067EE10 ,  5K067KK02 ,  5K067KK03

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