特許
J-GLOBAL ID:200903090084808134

録音及び再生システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-507891
公開番号(公開出願番号):特表平10-509565
出願日: 1995年08月24日
公開日(公表日): 1998年09月14日
要約:
【要約】複数のラウドスピーカにより再生するために録音するか、又は複数のラウドスピーカにより再生するために音を処理する方法が記載され、再生された音は、聴取者にはラウドスピーカから間隔をあけて設けられている仮想音源から生じているように聞こえるものもある。フィルタ手段(H)は、録音又はラウドスピーカに伝達するために録音された信号の処理のいずれかに使用され、このフィルタ手段(H)はフィルタ設計ステップで作成される。ステップにおいて、a)ラウドスピーカにより録音を再生すると聴取者の意図された位置で再生される信号(w)と、意図された位置での所望の信号(d)との間の誤差を最少にするために技術が使用される。またb)聴取者の位置で作られるべき前記所望の信号(d)は、仮想音源の所望位置で、音源によって、前記意図した位置における聴取者の耳(または領域)で作られるであろう信号(または予測信号)により画定される。最小自乗法は、聴取者の意図された位置で再生された信号と所望の信号との誤差を平均した時間を最少にするように使用可能であり、または周波数領域に加えることができる。
請求項(抜粋):
複数のラウドスピーカによる再生のための収音方法、もしくは複数のラウドスピーカによる再生のための音声処理に関する方法を提案し、そのなかで再生されるいくつかの音は受聴者に対して仮想音源から発生されているがごとく現れ、ラウドスピーカに供給するための信号を録音したり処理するためにフィルタ手段(H)を用いて成り立っており、そのフィルタ手段(H)はフィルタ設計の過程で作られるものであり、フィルタ設計過程とは以下のように特徴づけられる:(a)収音したものをラウドスピーカを介して再生する際、意図される位置の受聴者に対して再生される信号(w)と、意図される位置における所望の信号(d)との間の誤差を最小にするように用いられる技術(b)受聴者に対して再生される前記所望の信号(d)は、仮想音源の所望の位置での音源によって前記の意図される位置の受聴者の耳元(あるいは受聴者の領域)において作り出されるであろう信号(あるいは推定信号)で定義される。
IPC (2件):
H04S 1/00 ,  H04S 3/00
FI (2件):
H04S 1/00 K ,  H04S 3/00 Z

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