特許
J-GLOBAL ID:200903090085991617

結核菌の特異的検出法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-049433
公開番号(公開出願番号):特開平5-245000
出願日: 1992年03月06日
公開日(公表日): 1993年09月24日
要約:
【要約】【目的】 結核菌の特異的、高感度、迅速な検出法を提供する。【構成】 結核菌群の特異的検出方法であって、該結核菌群を含むと思われる試料から該結核菌群の16S rRNA遺伝子を含むDNA塩基配列を抽出し、16S rRNA遺伝子DNA塩基配列中の該結核菌群に特異的な配列に相補的なプライマーであって、センスストランド用オリゴヌクレオチドプライマーおよびアンチセンスストランド用オリゴヌクレオチドプライマーからなる組合せ、4種のデオキシヌクレオシド三リン酸およびDNA合成酵素を該抽出したDNA溶液に適用して、該両プライマーのヌクレオチド配列を両端に有するDNA断片を増幅させ、該増幅されたDNA断片を制限酵素によって処理し、制限酵素処理した後の該DNA増幅断片を電気泳動にかけ、核酸結合膜に固定し、ついで該DNA増幅断片の一部分に相補的な標識プローブをハイブリダイズさせ、該標識プローブの標識を検出することによって該結核菌群の存在を検出することを特徴とする方法;および該方法に用いるプライマーおよびプローブ。
請求項(抜粋):
結核菌群(Mycobacterium tuberculosis complex)の特異的検出方法であって、該結核菌群を含むと思われる試料から該結核菌群の16S rRNA遺伝子を含むDNA塩基配列を抽出し、16S rRNA遺伝子DNA塩基配列中の該結核菌群に特異的な配列に相補的なプライマーであって、センスストランド用オリゴヌクレオチドプライマーおよびアンチセンスストランド用オリゴヌクレオチドプライマーからなる組合せ、4種のデオキシヌクレオシド三リン酸およびDNA合成酵素を該抽出したDNA溶液に適用して、該両プライマーのヌクレオチド配列を両端に有するDNA断片を増幅させ、該増幅されたDNA断片を制限酵素によって処理し、制限酵素処理した後の該DNA増幅断片を電気泳動にかけ、核酸結合膜に固定し、ついで該DNA増幅断片の一部分に相補的な標識プローブをハイブリダイズさせ、該標識プローブの標識を検出することによって該結核菌群の存在を検出することを特徴とする方法。
IPC (4件):
C12Q 1/68 ZNA ,  C12Q 1/04 ,  G01N 33/50 ,  C12R 1:32

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