特許
J-GLOBAL ID:200903090092240597

キースイッチのラバースプリング

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-232598
公開番号(公開出願番号):特開平8-083532
出願日: 1985年06月18日
公開日(公表日): 1996年03月26日
要約:
【要約】【課題】 構成が簡単で且つラバースプリングの高さを低くできると共に、キー入力時にチャタリングに伴う指先等の振動があっても、安定した荷重状態でスイッチ電極を押圧して、チャタリング発生を抑制する。【解決手段】 キーを押下げることにより、ラバースプリング10の環状頂部11が押圧されと、側壁部12が変形しつつ押圧荷重が増加し、更に押下げられると側壁部12は座屈し、押圧荷重を急激に減少させる。この反転動作により操作者に触感効果が与えられる。キーが更に押下げられることにより、動作部14がキースイッチの支持部に圧接状態になるとともに、押圧荷重の増加に伴い内壁部13が変形する。この内壁部13の変形により押下ストロークを吸収し、スイッチ電極圧接の荷重変動幅を小さくして、動作部14と回路パターン基板との当接時に生じる動作部のおどりを迅速に収斂させる。
請求項(抜粋):
キーの押下操作により座屈変形され、一対の電極間を圧接せしめるようにしたキースイッチのラバースプリングであって、キースイッチの支持部に支持されるベース部と、前記キーのキーステム下面と当接する環状頂部と、その環状頂部の内方に位置し、且つ環状頂部と前記ベース部との中間に位置する厚肉状の動作部と、前記ベース部に連続して円筒状で且つ略垂直な下方部と、前記環状頂部に連続して円すい状で且つその円すい状部分の長さが下方部の円筒状部分の長さよりも長い上方部と、前記動作部の下面位置よりも低く且つ上方部と下方部との連結部分に形成された屈曲部とを有し、ベース部と環状頂部とを連結するとともに、押圧力が所定値を越えると、座屈してその抗力が減少する薄肉の側壁部と、前記側壁部の下方部の変形を許容すべく、前記ベース部における下方部の外周縁に設けられた環状溝部と、前記環状頂部と前記動作部とを連結するとともに、押圧力が所定値を越えると変形する下向きに膨出する略円弧状の薄肉の内壁部と、前記ベース部に設けられ、ラバースプリング全体と前記支持部とで形成される空間内外の気圧調整を行う切欠部と、を備えたことを特徴とするキースイッチのラバースプリング。
IPC (3件):
H01H 13/52 ,  H01H 13/20 ,  H01H 13/70
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭58-117615

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