特許

J-GLOBAL ID：200903090098668076

コンプレッサとその製造法及びその部品

発明者： 上妻 康夫 ,  阿部 孝男 ,  松坂 矯 ,  池田 和雄 ,  飯塚 董
出願人/特許権者： 株式会社日立製作所
代理人 (1件)： 鵜沼 辰之
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-257769
公開番号（公開出願番号）：特開平7-253093
出願日： 1985年09月27日
公開日（公表日）： 1995年10月03日
要約：

【要約】【目的】 摩擦機構部の耐かじり摩耗性に優れたコンプレッサを提供する。【構成】 シリンダ1と、該シリンダ内を偏心回転するローラ2と、前記シリンダ内壁面に形成された空洞部に収容されて該シリンダ内壁面に対して進退するとともにその一端が前記ローラ外周面に当接して摺動するベーン4とを含んでなるコンプレッサにおいて、前記シリンダ1をねずみ鋳鉄で構成し、前記ローラ2をねずみ鋳鉄の焼き入れ焼戻し材で構成し、前記ベーン4を工具鋼の焼き入れ焼戻し処理材で構成して、該ベーン表面を浸硫窒化処理した。【効果】 ベーン及び摺動相手材の摩耗量を低減するとともに、耐かじり摩耗限界面圧をあげることが可能となり、コンプレッサの信頼性を向上することができた。

請求項（抜粋）：

シリンダと、該シリンダ内を偏心回転するローラと、前記シリンダ内壁面に形成された空洞部に収容されて該シリンダ内壁面に対して進退するとともにその一端が前記ローラ外周面に当接して摺動するベーンとを含んでなるコンプレッサにおいて、前記シリンダがねずみ鋳鉄からなり、前記ローラがねずみ鋳鉄の焼き入れ焼戻し材からなり、前記ベーンが工具鋼の焼き入れ焼戻し処理材からなり、該ベーン表面が浸硫窒化処理されていることを特徴とするコンプレッサ。

IPC (2件)：

F04C 18/356 ,  F04C 29/00

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 特公昭60-001943
  
• 特開昭60-103152
  
• 特公昭55-048584
  
• 特公昭55-004958