特許
J-GLOBAL ID:200903090098979187

ヘツダーにおけるワークの首下長バラツキ防止装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野口 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-194780
公開番号(公開出願番号):特開平5-015936
出願日: 1991年07月08日
公開日(公表日): 1993年01月26日
要約:
【要約】【目的】 軸部の前端に大径の頭部を有するワークの成形後の軸部の寸法すなわち首下長のバラツキを小さくする。【構成】 成形時にパンチ16の打圧により可動ダイス5が油圧シリンダ20の付勢に抗して後退すると、プランジヤ26が押し込まれて油圧室35の容積が減少するが、アキユムレータ45の作用によつて作動油の圧力は一定に保たれるから、可動ダイス5が後退する間、付勢力は変化しない。付勢力は圧力計によつて正確な値に設定でき、長期間にわたつて付勢力が変化する恐れもない。【効果】 可動ダイス5を付勢する手段として油圧を利用したことによつてその付勢力を高い精度で常に一定に保つておくことができ、これにより、成形後のワークaの首下長Lの寸法のバラツキが極めて小さく抑えられている。
請求項(抜粋):
ダイスホルダに、前面に成形孔の形成された可動ダイスを、前記成形孔の軸線方向への一定ストロークの進退自由に、かつ、前方へ付勢して取り付け、前記ダイスホルダに、前記成形孔よりも小径の成形ピンを後方から前記成形孔内に挿入した状態で固定し、軸部の前端に大径の頭部が形成されたワークの前記軸部を前記付勢によつて前方へ移動した前記可動ダイスの前記成形孔内に嵌入させるとともに前記ワークの前記頭部を前記可動ダイスの前面に係止させた状態から、パンチの打圧によつて前記可動ダイスとともに前記ワークを前記付勢に抗して後方へ押動することにより、該ワークの前記軸部を、その後端面に前記成形ピンを突き刺すようにして該成形ピンと前記成形孔との間隙に嵌入させることにより所定の首下長の筒状に成形するようにしたヘツダーにおいて、前記可動ダイスの後方に、ボデイに形成した油圧室に、該ボデイから前端を突出させたプランジヤを前後方向の摺動自由に、かつ、該油圧室内の作動油の圧力により前方へ付勢して嵌装した構造になる油圧シリンダを固設し、該油圧シリンダに、前記プランジヤの突出しと押込みにともなう作動油の圧力変動を吸収するアキユムレータを接続し、前記油圧シリンダの作動油の圧力による前記プランジヤの後方からの押圧によつて前記可動ダイスの前方への付勢を行うことを特徴とするヘツダーにおけるワークの首下長バラツキ防止装置。
IPC (6件):
B21J 9/06 ,  B21C 23/18 ,  B21C 23/21 ,  B21J 13/10 ,  B21K 21/02 ,  B30B 1/34
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特公昭54-004511

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