特許
J-GLOBAL ID:200903090102707928

車椅子変速装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 福田 尚夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-128809
公開番号(公開出願番号):特開2000-316914
出願日: 1999年05月10日
公開日(公表日): 2000年11月21日
要約:
【要約】【課題】 坂道も容易に登ることが可能となる簡潔な構造の車椅子変速装置を提供する。【解決手段】 駆動車輪1と円形ハンドル2とを組み合わたハブ軸部3が駆動車輪1を取付けたハブ筒外軸4と、そのハブ外筒軸4中心を貫通するハブ内筒軸5と、両筒軸4,5の中間に配設される円形ハンドル2を取着したハブ中間筒軸6とから成る。ハブ筒外軸4内には、複数の異径内歯歯車7を段階的に固設し、ハブ中間筒軸6には各内歯歯車7に対応して噛合する中間歯車8を軸止し、ハブ内筒軸5の外周には、各中間歯車8に対して噛合可能な外歯歯車9を装着する。ハブ内筒軸5内に操作軸11を装填し、その操作軸11の外端に軸方向移動を可能とする可動索12を介して操作杆14を連結する。そして、外歯歯車9に対して前記操作軸11を軸方向移動させることにより、外歯歯車9を選択した一つの中間歯車8に回転伝達できるようにする回転比択一機構Kを設ける。
請求項(抜粋):
軸受部(23)を有する車椅子フレーム(10)の両側に設けられている駆動車輪(1)と、その駆動車輪(1)よりも外側に配設されそれよりも僅か小径の両円形ハンドル(2)とが組み合わせられてハブ軸部(3)が構成され、そのハブ軸部(3)は前記駆動車輪(1)のスポーク(24)を取付けたハブ筒外軸(4)と、そのハブ外筒軸(4)の中心を貫通するハブ内筒軸(5)と、前記ハブ筒外軸(4)と前記ハブ内筒軸(5)との中間に配設されるハブ中間筒軸(6)とから成り、前記ハブ筒外軸(4)の内側には、複数の内歯歯車(7)を固設し、前記ハブ中間筒軸(6)には各内歯歯車(7)に対応して噛合する中間歯車(8)を軸止し、前記ハブ内筒軸(5)の外側には、前記各中間歯車(8)に対して噛合可能な単数又は複数の外歯歯車(9)を装着し、前記各内歯歯車(7)と外歯歯車(9)とを、前記各中間歯車(8)を介してそれぞれ異なる回転比が得られる歯数に組合わせ、前記円形ハンドル(2)を前記ハブ中間筒軸(6)又は前記ハブ内筒軸(5)の外端側に固着し、前記ハブ内筒軸(5)に操作軸(11)を装着し、その操作軸(11)を回転操作又は軸方向移動操作を可能とする可動索(12)又は可動軸(13)を介して車椅子使用者の手元近くに設けた操作杆(14)に連結し、前記外歯歯車(9)に対して前記操作軸(11)を回転又は軸方向移動させることにより、前記外歯歯車(9)を選択した一つの中間歯車(8)に回転伝達できるようにする回転比択一機構(K)を設けたことを特徴とする車椅子変速装置。
IPC (2件):
A61G 5/02 512 ,  F16H 3/66
FI (2件):
A61G 5/02 512 ,  F16H 3/66 B
Fターム (14件):
3J028EA09 ,  3J028EB05 ,  3J028EB35 ,  3J028EB64 ,  3J028EB67 ,  3J028FA06 ,  3J028FA23 ,  3J028FB06 ,  3J028FC13 ,  3J028FC23 ,  3J028FC62 ,  3J028GA01 ,  3J028GA40 ,  3J028HA03

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