特許
J-GLOBAL ID:200903090103650695

紛失定期券の不正使用防止方法および乗車券処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須山 佐一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-059616
公開番号(公開出願番号):特開平7-272026
出願日: 1994年03月30日
公開日(公表日): 1995年10月20日
要約:
【要約】【目的】 登録データが大量であるにもかかわらず、記憶容量の増大や演算制御回路部の追加または変更もしくはデータジェネレータの準備を要することなく、多大の費用をかけずに紛失定期券の不正使用を防止する。【構成】 乗車券処理装置へ紛失定期券の登録データを設定するにあたって、全件データを、図1に示すように、ブロック1〜ブロックnに分割する。分割された1ブロックのデータ量は、各乗車券処理装置が乗車券を取込み放出するまでの1回の処理時間に検索可能な量とし、機器の処理時間に合わせた適正量とする。乗車券処理装置に設定するデータ量は、少なくとも1ブロック以上とする。設定するブロック数は、乗車券処理装置にデータを設定する時間と記憶容量を基準に選択される。設定されるブロック数にかかわらず、乗車券処理装置が1回の処理で検索対象として取扱うデータ量は1ブロックとする。
請求項(抜粋):
定期券を含む乗車券の持つ情報を読取り所定の利便を図る乗車券処理装置にて紛失定期券の不正使用を防止する方法において、紛失定期券の固有情報を紛失券データとして登録し、前記乗車券処理装置の定常処理時間から前記紛失券データの検索許容時間を算出し、この検索許容時間で検索可能な紛失券データ量を1ブロックとして、不正使用する可能性のある全ての登録された紛失券データを複数のブロックに分割し、この分割されたデータブロックを少なくとも1ブロック以上前記乗車券処理装置に設定し、前記乗車券処理装置はこの設定されたデータブロックの中から1ブロックを検索対象として予め決められたルールに従って選択し紛失定期券検出のための検索を行うことを特徴とする紛失定期券の不正使用防止方法。
IPC (3件):
G07B 15/00 ,  G06F 17/60 ,  G07B 11/02

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