特許
J-GLOBAL ID:200903090104699507

温度制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 光由 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-054369
公開番号(公開出願番号):特開平9-244753
出願日: 1996年03月12日
公開日(公表日): 1997年09月19日
要約:
【要約】【課題】本発明は、簡略な構成に従いつつ高精度の温度制御を実行する温度制御装置の提供を目的とする。【解決手段】温度センサの検出値の履歴データを記憶する記憶手段11と、この履歴データを使って、温度センサの検出値が設定温度とクロスするときの検出値の勾配を検出する検出手段12と、温度センサの検出値が設定温度とクロスするときに、検出される前回クロス時の温度勾配と、その時点のヒータへの通電率とから、ヒータへの通電率を決定する第1の決定手段14と、温度センサの検出値がガードラインを越えるのか否かを判断する判断手段13と、ガードラインを越えることが判断されるときに、ヒータへの通電率として規定の通電率を決定する第2の決定手段15と、第2の決定手段15の決定する通電率を優先しつつ、決定された通電率に従ってヒータを制御する制御手段16とを備えるように構成する。
請求項(抜粋):
温度センサの検出値と設定温度とからヒータへの通電率を決定して、該通電率に従ってヒータを制御する温度制御装置において、温度センサの検出値の履歴データを記憶する記憶手段(11)と、上記記憶手段(11)の記憶データを使って、温度センサの検出値が設定温度とクロスするときの該検出値の勾配を検出する検出手段(12)と、温度センサの検出値が設定温度とクロスするときに、上記検出手段(12)の検出する前回クロス時の温度勾配と、予め設定される該温度勾配の基準値と、その時点のヒータへの通電率とから、ヒータへの通電率を決定する第1の決定手段(14)と、温度センサの検出値が設定温度の上下に設けられるガードラインを越えるのか否かを判断する判断手段(13)と、上記判断手段(13)がガードラインを越えることを判断するときに、ヒータへの通電率として規定の通電率を決定する第2の決定手段(15)と、上記第2の決定手段(15)の決定する通電率を優先しつつ、上記第1及び第2の決定手段(14,15) の決定する通電率に従ってヒータを制御する制御手段(16)とを備えることを、特徴とする温度制御装置。

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