特許
J-GLOBAL ID:200903090105305057

高圧原料ガス中の二酸化炭素の高度除去及び高圧回収方法並びにその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 奥山 尚男 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-226543
公開番号(公開出願番号):特開平10-067994
出願日: 1996年08月28日
公開日(公表日): 1998年03月10日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、高圧の天然ガスまたは各種ガス中の高濃度二酸化炭素を二酸化炭素吸収剤を使用して微量濃度まで除去し、該吸収剤から二酸化炭素を高圧で回収する方法を提供する。【解決手段】 二酸化炭素を含む原料ガス1を、脱炭酸塔2に供給し、原料ガス1を下部吸収部3で部分再生吸収液21と気液接触して二酸化炭素を部分吸収し、上部吸収部4で再生吸収液22と気液接触して二酸化炭素が微量濃度になるまで吸収し、この再生吸収液22から二酸化炭素を高圧で回収することを特徴とする高圧原料ガス中の二酸化炭素の高度除去及び高圧回収方法並びにその装置。
請求項(抜粋):
二酸化炭素を含む高圧の原料ガスを、下部吸収部及び上部吸収部からなる脱炭酸塔に供給し、原料ガスを下部吸収部で部分再生吸収液と気液接触して二酸化炭素を部分吸収し、上部吸収部で再生吸収液と気液接触して二酸化炭素を微量濃度になるまで吸収し、この二酸化炭素を除去した精製ガスを系外に排出すると共に、脱炭酸塔で生じた二酸化炭素負荷吸収液を加熱して、高圧再生塔に供給し、二酸化炭素の一部を加圧下に放出して部分再生吸収液を得た後、該部分再生吸収液の一部は下部吸収部に供給し、残部は低圧再生塔に供給し二酸化炭素を放出して再生吸収液を得、該再生吸収液は上部吸収部に供給し、一方、高圧再生塔で加圧下に放出された二酸化炭素を冷却して同伴する水分から気液分離して加圧下の二酸化炭素を回収し、低圧再生塔で放出された二酸化炭素を冷却して同伴する水分から気液分離して二酸化炭素を回収することを特徴とする高圧原料ガス中の二酸化炭素の高度除去及び高圧回収方法。
IPC (4件):
C10L 3/10 CSK ,  C01B 31/20 ,  C10J 3/46 ,  C10J 3/72
FI (4件):
C10L 3/00 CSK B ,  C01B 31/20 B ,  C10J 3/46 J ,  C10J 3/72 F
引用特許:
出願人引用 (2件)

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