特許
J-GLOBAL ID:200903090106576771

ブレ-キ液圧制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 奥山 尚男 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-008634
公開番号(公開出願番号):特開2000-203403
出願日: 1999年01月18日
公開日(公表日): 2000年07月25日
要約:
【要約】【課題】 圧力開放機構により、プランジャの液圧開放室に漏出する圧力が高くなっても、一時開放して、該圧力が低くなれば元の状態に復帰させる。【解決手段】 ブレーキマスタシリンダからの液圧に応動するプランジャにより、該液圧を所定の割合で減圧し、後輪ブレーキシリンダに伝達する弁機構35と、積載荷重に応じて、弁機構35の減圧動作開始点を移動させる荷重検知機構37と、前輪側ブレーキ系統の失陥対応のフェイルセイフ機構とからなるブレーキ液圧制御装置31であり、プランジャ34の後輪側ブレーキ入力液圧と前輪側ブレーキ入力液圧との液密を保持するシール部材との間に液圧開放室51を画成させ、液圧開放室51と外部大気とを連通する連通穴54に、その連通穴54を塞ぐように、弾性部材からなる閉鎖部材55を係着させ、液圧開放室51へ漏出する液圧が高くなると、閉鎖部材55が変形して、漏出液圧を外部に放出する。
請求項(抜粋):
ハウジング内に摺動自在に配設されたプランジャと、該プランジャにより開閉制御される弁機構を有し、ブレーキペダルの操作力に応じたブレーキマスタシリンダなどからの前輪側ブレーキ入力液圧と後輪側ブレーキ入力液圧および車両の積載荷重に応じた荷重を前記プランジャに作用させて、前記後輪側ブレーキ入力液圧を減圧させて後輪ブレーキシリンダに供給するとともに、前記前輪側ブレーキ入力液圧の失陥時に減圧動作開始のブレーキ入力液圧を、正常時より大きくするブレーキ液圧制御装置において、前記プランジャの前記前輪側ブレーキ入力液圧が作用する部分と前記後輪側ブレーキ入力液圧が作用する部分との間の前記プランジャ外周と前記ハウジング内周との間に液圧開放室を画成させるとともに、該液圧開放室の両端に前記プランジャ外周とハウジング内周との液密を保持するシール部材をそれぞれ配設し、さらに前記ハウジングに、前記液圧開放室と外部大気とを連通させる連通穴を設けるとともに、該連通穴を塞ぐように弾性部材からなる閉鎖部材を係着させ、前記液圧開放室への漏出液圧が高くなると、前記閉鎖部材が変形して前記連通穴を開き、該漏出液圧を外部に放出させる前記液圧開放室の圧力開放機構を設けたことを特徴とするブレーキ液圧制御装置。
IPC (2件):
B60T 8/22 ,  B60T 8/30
FI (2件):
B60T 8/22 ,  B60T 8/30 B
Fターム (7件):
3D045BB02 ,  3D045CC02 ,  3D045EE08 ,  3D045FF07 ,  3D045FF11 ,  3D045FF12 ,  3D045HH07

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