特許
J-GLOBAL ID:200903090110562181
時間反転を利用した音響検査方法および装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-245363
公開番号(公開出願番号):特開平6-341978
出願日: 1993年09月30日
公開日(公表日): 1994年12月13日
要約:
【要約】【目的】 超音波エコーグラフ画像を用いて、実用に適した音響検査方法を提供する。【構成】 音響ビームを少なくとも1つのトランスデューサから媒体内に出射拡散させ、媒体によって反射され、アレイ内の多くのトランスデューサによって受信されたエコー信号が摘出される。時間ゲートは、媒体の特定ゾーンからのエコーを選択するのに用いられる。エコーは、格納され、時間反転され、再放射される。新たに媒体によって反射された信号は格納され、時間反転操作が繰り返される。計測時間ゲートいっぱいに亙るランク2n+1(nは零でない正の整数。)の最後の時間反転の後、信号の最大値近くを通過する波面の特徴が、好ましくは、最大値の時間分布の形態で決定される。その特徴は、往々にして多項式により近似することができる。装置は、この方法を実施するために開示されている。
請求項(抜粋):
媒体を音響的に検査し、環境において反射性ターゲットを音響的に突き止める方法であって、(a)検出されるべきターゲットを含むであろう媒体の少なくとも1つのゾーンに、少なくとも1つのトランスデューサから照射するステップと、(b)幾何学的アレイの交点に分布される複数の電気音響トランスデューサの各々によって送られた前記媒体からのエコーを表す信号を検出し、該信号をデジタル形式で格納するステップと、(c)設定された時間ウインドウ内に起こり、前記媒体の特定ゾーンから発生する前記エコー信号を選択し、デジタル形式で格納するステップと、(d)エコー信号が選択されたときにその分布を返し、それらを前記複数の電気音響トランスデューサから再伝搬させるステップと、(e)ステップ(d)の結果反射された信号を格納し、時間反転と再伝搬とを繰り返すステップと、(f)nを零でない正の整数として、2n+1回の時間反転後に信号の最大値に近似する波面の幾何学的特徴を決定するステップとを具備している方法。
IPC (4件):
G01N 29/22 503
, A61B 8/00
, G01S 15/88
, H04R 17/00 332
引用特許:
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