特許
J-GLOBAL ID:200903090115822297

動きベクトル検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤本 博光
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-203867
公開番号(公開出願番号):特開平10-051787
出願日: 1996年08月01日
公開日(公表日): 1998年02月20日
要約:
【要約】【課題】 本発明の動きベクトル検出装置は、画面間偏位検出回路を用いて、ハードウェア量やマッチング演算を増加させること無く、広範囲の動きベクトル検出を可能とすることを目的とする。【解決手段】 画面間偏位検出回路2は、符号化画面メモリ6aから符号化画面を、参照画面メモリ6bから参照画面を読み出し、振動成分と移動成分を検出して出力する。メモリコントローラ3は、手振れ補正オン/オフ信号を受けて、符号化画面メモリ6aの読み出し補正量と参照画面メモリ6bの読み出しシフト量を算出し、補正した位置の符号化画面とシフトした位置の参照画面を読み出す。評価値計算回路4は、候補ベクトルおよび対応する評価値を出力する。ベクトル選択回路5は、ベクトルを選択し、動きベクトルを出力する。
請求項(抜粋):
入力画像のうち動きベクトル検出の対象となる符号化画面を格納する符号化画面メモリと、前記入力画像のうち動き予測のための参照画面を格納する参照画面メモリとを備え、前記符号化画面を読み出して複数のブロックに分割し、このブロックごとに符号化画面と参照画面との相関値を計算して動きベクトルを検出する動画像符号化装置において、前記符号化画面メモリと参照画面メモリから入力画像を読み出し、画面全体の動きを求めることにより、振動成分および移動成分を検出する画面間偏位検出回路と、手振れ補正を行うか否かの切り替えを指示する切替指示手段と、この切替指示手段から手振れ補正を行う指示を受けた場合は、前記画面間偏位検出回路からの振動成分および移動成分に基づき、前記符号化画面メモリから前記振動成分を打ち消すように手振れ補正量だけ読み出し位置を補正して符号化画面を読み出すとともに、前記移動成分から算出される第1の探索シフト量だけ動きベクトル探索の基点をシフトして前記参照画面群を読み出し、前記切替指示手段から手振れ補正を行わない指示を受けた場合は、前記画面間偏位検出回路からの振動成分および移動成分に基づき、前記符号化画面メモリから読み出し位置補正なしに符号化画面を読み出すとともに、前記振動成分および移動成分を合成した第2の探索シフト量だけ動きベクトル探索の基点をシフトして前記参照画面メモリから参照画面群を読み出すように、前記符号化画面メモリおよび前記参照画面メモリを制御して、前記動きベクトル探索の基点のシフト量を出力するメモリコントローラと、前記符号化画面メモリと参照画面メモリから入力画像を読み出し、前記ブロックごとの各候補となる動きベクトルに対応して前記符号化画面と参照画面との相関値を計算する評価値計算回路と、この評価値計算回路の計算結果から最も相関の高い参照画面に対応した候補ベクトルを選択し、前記メモリコントローラからのシフト量を加算して出力するベクトル選択回路とを具備することを特徴とする動きベクトル検出装置。
IPC (3件):
H04N 7/32 ,  H03M 7/36 ,  H04N 5/232
FI (3件):
H04N 7/137 Z ,  H03M 7/36 ,  H04N 5/232 Z

前のページに戻る