特許
J-GLOBAL ID:200903090120344468

軸受およびシールの無い血液ポンプ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-543838
公開番号(公開出願番号):特表2000-516519
出願日: 1997年04月14日
公開日(公表日): 2000年12月12日
要約:
【要約】人間の血液のごとく脆弱な且つ攻撃的な液体を移送するためのポンプ10であって、ポンプ室12並びに該室の反対両側に配備された関係をなし配置される一対の流体入口16、17と、該入口を横切る方向で且つ該入口の中間に配置される1つあるいはそれ以上の出口18、19とを有している。ロータ20が、対向する端部極領域21、22に向かって収束する二重円錐形状を有するポンプ室内に位置決めされて、また回転軸線は極領域間に延在している。ロータは磁石24を含んでおり、該磁石24は半径方向に離隔された場所に配置されており、磁気駆動が、ロータに回転駆動エネルギーを伝えるよう位置決めされている。ロータ20のための唯一の支持体は、作動中ロータに作用する流体力学的力であり、ロータ本体はポンピングされる流体の相対密度の10%および90%の間の相対密度を有している。
請求項(抜粋):
流体、特に人間の血液のごとく脆弱な且つ攻撃的な液体を移送するためのポンプであって、内周部、外周部および中心軸線を備えたポンプ室と、該室の反対両側に配備された関係で且つ前記ポンプ室と共軸線をなすように配置される一対の流体入口と、該一対の入口を横切る方向で且つ該一対の入口の概ね中間に配置される出口手段と、ロータであって、前記ポンプ室内に配備されるとともに反対両側の極領域に向かって収束する二重円錐形状を有し、また前記極領域間に延在する回転軸線を有するとともに、前記ロータの作動回転中前記ポンプ室の軸線と共軸線関係に配置される前記ロータと、前記回転軸線に沿って概ね中間で半径方向に離隔されて位置する前記ロータに配置された磁気被動手段と、エネルギー源に結合されるとともに、回転駆動エネルギーを前記磁気被動手段を介して前記ロータに伝える電磁駆動手段とを有するポンプであって、前記ロータが、 (a)前記ポンピングされる流体よりも実質的に小さく且つ約0.1および0.9間の範囲内である相対密度を有する本体と、 (b)軸線方向長さを備えた二重円錐形状であって、前記回転軸線に沿った前記軸線方向長さが前記入口間に配備された前記ポンプ室の軸線方向長さを画成しており、前記回転軸線に対して横切る方向の前記ロータ本体の直径は中間面を画成しており、前記軸線方向長さおよび前記直径が前記ロータの外面と前記ポンプ室の内面との間に間隙を提供するよう選定されており、前記ポンプ室の前記内面と前記ロータの周辺部との間の前記間隙の大きさが前記極尖端からその前記中間面までの前記ロータの円周部の増大に実質的に比例する割合で、前記入口から前記出口に向かって徐々に増大している前記二重円錐形状とを有しているポンプ。
IPC (2件):
A61M 1/10 535 ,  F04D 13/02
FI (2件):
A61M 1/10 535 ,  F04D 13/02 C
引用特許:
審査官引用 (12件)
  • 特表平6-510586
  • 特表昭58-500593
  • 特公平6-034823
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