特許
J-GLOBAL ID:200903090126517887

可変速形電動巻上機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 明夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-150893
公開番号(公開出願番号):特開平8-012279
出願日: 1994年07月01日
公開日(公表日): 1996年01月16日
要約:
【要約】【目的】低速と高速の2つの速度が使い分けできるとともに、低速から高速、あるいは高速から低速に切り換える際、常に自動的に、任意に設定した所定の時間間隔でスムーズにその速度切換えを行い、大きな速度差による衝撃を極力緩和し、荷物の振れをなくすことのできる可変速形電動巻上機の提供。【構成】低速から高速への切換え指令により、直列接続した複数個の抵抗器を、タイマー等による制御回路により順次短絡して合成抵抗値を減少させ、また高速から低速への切換え指令により、前記抵抗器の短絡を順次解除して合成抵抗を増加させ、その信号を受けて電圧制御部で電動機の印加電圧を加減して、自動的に徐々に加速あるいは減速する。
請求項(抜粋):
電動巻上機本体からケーブルを介して操作箱を垂下し、前記操作箱を操作して電動機の印加電圧を制御し、その回転数を可変することにより低速と高速の2種類の速度の巻上・巻下運転を行う可変速形電動巻上機において、前記操作箱を操作して低速運転指令から高速運転指令に切り換えた際に、直列接続した複数個の抵抗器をタイマー等による制御回路により所定の時間間隔で順次短絡し、その合成抵抗値を序々に減少することにより電動機の印加電圧を序々に上昇して回転数を上昇させ、また逆に前記操作箱を操作して高速運転指令から低速運転指令に切り換えた際に、前記短絡された抵抗器を所定の時間間隔で順次短絡を解除して直列接続し、その合成抵抗値を序々に増加することにより電動機の印加電圧を序々に降下して回転数を降下させて、自動的に加速、または減速する制御回路を有することを特徴とする可変速形電動巻上機。

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