特許
J-GLOBAL ID:200903090140174569

マグネシウムイオン含有非水電解液及びその製造方法、並びに電気化学デバイス

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 逢坂 宏 ,  森 幸一 ,  松村 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-233134
公開番号(公開出願番号):特開2009-064730
出願日: 2007年09月07日
公開日(公表日): 2009年03月26日
要約:
【課題】 負極活物質としての金属マグネシウムの優れた特性を十分に引き出すことができ、且つドライルームなどの一般的な製造環境で製造することができるマグネシウムイオン含有非水電解液、及びその製造方法、並びにこの電解液を用いた電気化学デバイスを提供すること。【解決手段】 正極11を、正極缶1と、正極活物質などからなる正極ペレット2と、金属網支持体3とで構成する。負極12は、負極カップ4と、金属マグネシウムなどの負極活物質5とで構成する。正極ペレット2と負極活物質5とはセパレータ6を挟むように配置し、セパレータ6内には電解液7を注入する。電解液7は、金属マグネシウムと、ハロゲン化炭化水素(CH3Iなど)と、ハロゲン化アルミニウム(AlCl3など)と、第四級アンモニウム塩(CF3SO3N(C4H9)4など)とをエーテル系有機溶媒(1,2-ジメトキシエタンなど)に添加し、撹拌しながら加熱処理することによって合成する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
マグネシウムイオンとアルミニウムイオンとがエーテル系有機溶媒に溶解している電解液であって、 金属マグネシウムと、ハロゲン化炭化水素RXと、ハロゲン化アルミニウムAlY3と 、第四級アンモニウム塩R1R2R3R4N+Z-とが、前記エーテル系有機溶媒に添加され 、 これらが撹拌されながら加熱処理されることによって生成する、 マグネシウムイオン含有非水電解液。 (但し、前記ハロゲン化炭化水素を表す一般式RX中、Rはアルキル基又はアリール基であり、Xは塩素、臭素、又はヨウ素である。また、前記ハロゲン化アルミニウムを表す一般式AlY3中、Yは塩素、臭素、又はヨウ素である。また、前記第四級アンモニウム塩を表す一般式R1R2R3R4N+Z-中、R1、R2、R3、及びR4はアルキル基又はアリール基であり、Z-は塩化物イオン(Cl-)、臭化物イオン(Br-)、ヨウ化物イオン(I-)、酢酸イオン(CH3COO-)、過塩素酸イオン(ClO4-)、テトラフルオロホウ酸イオン(BF4-)、ヘキサフルオロリン酸イオン(PF6-)、ヘキサフルオロヒ酸イオン(AsF6-)、パーフルオロアルキルスルホン酸イオン(Rf1SO3-;Rf1はパーフルオロアルキル基)、又はパーフルオロアルキルスルホニルイミドイオン((Rf2SO2)2N-;Rf2はパーフルオロアルキル基)である。)
IPC (4件):
H01M 10/36 ,  H01M 4/38 ,  H01M 4/58 ,  H01M 4/48
FI (7件):
H01M10/00 113 ,  H01M10/00 114 ,  H01M4/38 Z ,  H01M4/58 102 ,  H01M4/48 101 ,  H01M4/58 101 ,  H01M10/00 104
Fターム (25件):
5H029AJ14 ,  5H029AK01 ,  5H029AK02 ,  5H029AK04 ,  5H029AL11 ,  5H029AM04 ,  5H029BJ03 ,  5H029CJ02 ,  5H029CJ08 ,  5H029EJ04 ,  5H029EJ12 ,  5H029HJ02 ,  5H029HJ10 ,  5H029HJ14 ,  5H050AA19 ,  5H050BA15 ,  5H050CA01 ,  5H050CA02 ,  5H050CA03 ,  5H050CA04 ,  5H050CA05 ,  5H050CA10 ,  5H050CB11 ,  5H050EA09 ,  5H050EA24
引用特許:
出願人引用 (2件)

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